p_fさん のコメント
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明治時代は明治時代だけに意義があるのではない。
明治の在り様は、その後の時代にも影響を与えていく。その視点を示しているのが夏目漱石だ。
著書『三四郎』( 1908 年作)
主人公、小川三四郎が熊本の高等学校(第五高等学校)を卒業し、大学(東京帝国大学)に入学するために上京する時、車中での出来事を書いています。
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「髭の男は「いくら日露戦争に勝って、一等国になっでも駄目ですね。・・・・・」
(三四郎は)「しかしこれからは日本も段々と発展するでしょう」と弁解した。するとかの男はすましたもので、「亡びるね」といった。。。
熊本でこんなことを口に出せばすぐ擲ぐられる。わるくすると国賊扱いにされる」
夏目漱石は『それから』(1909年著)で、日露戦争後の日本を実に見事に描写しています。
「戦後史の正体」も同様でしたが、遅まきながら こうした切り口のご提示で漸く関心持ち始めた次第。
日露戦争→真珠湾攻撃→原爆投下で ついに腹が裂けるも、振り出しに戻って再び「奥行を削って、間口を広げるだけ」を繰返すのが日本だ。
まるで無限ループのように延々やっている。結局 漱石も無力なほど日本はバカな国ということでないか。国の規模に不相応な「経済大国」なども腹が裂けた蛙の屍累々ものだ。
ツイートのWP記事「米国は道徳性、人権擁護の旗手」━殺し方が良くなかった、としか聞こえない。
Tips:
「孫崎享のつぶやき」-迷惑コメントを非表示にする方法━「消さないで!」哀れウザコメ、皆ドン引き
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