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changeさん のコメント

対中国政策については、トランプ氏とマティス氏が、中国の覇権国家化を防ぐという目的で一致したということでしょう。

今まで、「米中の貿易戦争」と「ハイテク競争」が、経済の相互依存関係において安全保障面で対立を避ける「抑止力」とみる考え方が、「米中関係のリセット」「新冷戦」に代わり、「対中関与思想」が終焉したとみるべきなのでしょう。

具体的には、ボルトンのタカ派的姿勢、マティスの戦略的思考、ナヴァロの経済ナショナリズム、ペンスの民主的価値志向が合体化し、対中国の劇的変化、すなわち協調から対立に米国自体が切り替わったとみなすべきでしょう。
No.3
74ヶ月前
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13日午前、首相官邸で安倍晋三首相・ペンス米副大統領会談がもたれた。 ペンス米副大統領会談のこの時期の最大の狙いは、安倍首相が見せる中国との関係修復へのけん制であろう。 米国は今日、対中政策においては過去、最も強い姿勢を打ち出してきている。先ず貿易関係では中国の対米貿易約5000奥ドルの半分に関税上乗せ措置を講じ、さらなる措置も検討中である。ペンス副大統領は訪日中、「インド太平洋に権威主義と侵略の場所はない」と述べ、中国への対抗姿勢をにじませたが、中国を意識してのかかる強い表現は近年あまりない。 ペンスf副大統領は対中強硬論の先頭を切っている。 ペンス米副大統領は10月 4 日、ハドソン研究所で 50 分におよぶ講演を行い、過去 40 年間の対中宥和政策の見直しと、中国共産党政権に対して全面的な反撃を宣言した。主要論点は次のものがある。 中国と中国共産党を区別する(中国共産党を
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。