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changeさん のコメント

米国、EUとロシアの関係は、緊張関係にあるが、日本とロシアの関係は首脳同士の会話が続いている。今度の会談が23回目になるという。
今までの会談などで明確になっていることは、①米国は一括返還でなければ認めない立場である。②ロシアは領土問題を切り離した前提条件なしを明確化している。③日本は、一括返還を求めている。

孫崎さんの2島返還論は、今までの交渉経過におけるロシアの立場を継続させたものであるが、プーチンは、米国とロシアが制裁にある現状を無視したことはできないとみるべきでしょう。

尖閣を棚上げし、日中平和友好条約を結んでいること、また、ロシアと中国の関係は中露善隣友好条約であることを考えれば、領土問題は棚上げにして、プーチン提案の前提条件なしの経済的友好関係を築くべきなのでしょう。自民党内がまとまれば、憲法改正が難しくなっている現在、唯一の花道になるが、かなり力が衰えており、米国の同意を得るのも難しいのでしょう。トランプ大統領は、米国第一主義であり、ちゃぶ台返しをされること覚悟すべきなのでしょう。
No.2
72ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1956年の日ソ共同宣言は事実上の平和条約であった。つまり、ここでは、①戦争状態を終結決する、②友好善隣関係が回復される、③外交・領事関係が回復される、⓸ソ連は賠償請求権を放棄することが記載されている。 では何故平和条約と呼ばなかったからか。それは領土に関する合意が出来なかったからである。 ソ連は歯舞色丹を返す事には合意した。だが国後・択捉は自国領と主張した。日本側はこれを飲めなかった。サンフランシスコ講和条約で日本は千島を放棄し、吉田首相は国後・択捉は南千島と述べているから、日本政府は、①歯舞色丹を返す、②国後・択捉はソ連領で合意できた。これは許さないというダレス国務長官の圧力で実施できなかった。 今回平和助いう役を結ぶということは領土問題を決着するという点にだけ、意義がある。 それは①歯舞色丹を日本に返す、②国後択捉をロシア領とすることを日本が暗黙に認めることである
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。