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m.m.さん のコメント

確かに日米地位協定などには、「日本は米国の要求を容認しなくてはならない」とは書いてないでしょう。
しかし、かつて国務長官だったダレスの「米国は、日本国内のどこにでも、望む規模の基地を、望む期間おくことができる」という発言に従って地位協定が作られた。その後も毎年行われている日米合同委員会で新たな取り決めをしても、一切、公開はせず極秘文書として各省庁内に保管されているという。(日米合同委員会については矢部宏治著「知ってはいけない」=講談社現代新書や松竹伸幸著「対米従属の謎」=平凡社新書などに詳述)
公式文書が作られていないのなら、日本側が異議を唱えれば改善できるはずだが、残念ながらサラリーマン根性の保身最優先の輩ばかりで、愛国心や、勇気や、覚悟を持つ人材がいないために、日本は米国の属国から抜けられないのだ。
No.3
72ヶ月前
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1:日本で不思議な議論がある。米軍は日本のどこでも基地を置けるという論だ。 11月16日朝日は次の報道を行った。 北方領土に米軍、プーチン氏警戒 安倍首相「誤解だ」 「北方領土をめぐる日ロ交渉で、返還後の島に米軍基地を置かない考えを日本がロシアに伝えていたことが明らかになった。安倍首相はロシアが長年抱く米軍基地への懸念を取り除くことで局面を打開し、歯舞群島と色丹島の2島先行返還を軸に交渉加速を狙うが、2島の主権や国後、択捉の帰属など難題が待ち受けている。 米国が日本のどこにでも基地を置くことを求められる日米安保条約は長く、北方領土交渉の「トゲ」だった。 2:日米地位協定を見れば、米軍が日本のどこにでも基地をもてるという条項はない。 第二条 1(a) 合衆国は、相互協力及び安全保障条約第六条の規定に基づき、日本国内の施設及び区域の使用を許される。個個の施設及び
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。