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フレデイ タンさん のコメント

米国の国際政治に於ける行動と手口は滅茶苦茶です。共和党、民主党、どちらも滅茶苦茶です。これは今に始まったことではありません。第二次世界大戦後、英国が財政的に破綻した後、世界の第一の実力国として登場し、多くの恐ろしいことを休むことなくやってきています。

サウジはペトロドラー政策の採用で米国の第一のスポンサーとなっています。キッシンジャーが通貨を完全管理し、石油を完全管理出来れば、世界をプライバタイズ(米資本による所有管理)出来ると豪語したが、その通り、そうやって、米国は世界を、中国、ロシア、イラン、他一部の諸国を除き、プライバタイズしてきています。因みに日本なんか米国に100%プライバタイズされています。

サウジがこければ、米国のインチキ通貨政策は崩壊し、米ドルは紙切れになるのです。石油市場も大混乱し、米国の国は崩壊し、ブラジルみたいな国家になるでしょう。トランプはそういう風に米国を凋落させたくない。しかも、彼は市場の原理を知っているのです。従って、CIAの注文に乗るわけには行かないのです。

CIAにはネオコンがバックについていて、ネオコンはロシアを粉砕することをスローガンにするカルト集団ですから、ロシアとの関係を前向きに進めようとするトランプを潰したい。そういう構図が私にはくっきり見えています。

米国支配層はロシアとの関係のあり方で分裂しているのです。さーどちらがヘゲモニーを取るか。私はトランプを、嫌なんだけど、他に選択肢が無いので、応援したい。
No.1
72ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1 トランプ米大統領のサウジアラビアに関する声明概要   【記者の殺害事件】ひどい犯罪だ。見過ごすことはできない。実際に殺害に関与した人物にはすでに強力な措置を実施した。米情報機関はすべての情報を分析していく。ムハンマド皇太子はこの悲劇的な出来事を知っていたかもしれない。もしかしたら知らなかったかもしれない。そうは言ってもカショギ氏の殺害に関する全ての事実は明らかにならないかもしれない。いかなる場合でも米国はサウジとともに歩んでいく。 【米・サウジ関係】自国やイスラエル、全ての地域のパートナー国の国益を守るために米国とサウジの同盟関係は揺るがない。米大統領として、とても危険な世界で国益を追求し、我々を傷つけようとする国に力強く対抗していく。簡単に言うとこれが米国第一だ。議会には政治的な理由などから(サウジに強硬策を求めるといった)違う方向を志向する議員がいる。自由にしたら良い
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。