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changeさん のコメント

米国を中心とする自由主義社会とロシア、中国を中心とした社会主義、共産主義、国家資本主義社会との溝が大きい。溝を無視しては、議論が成り立たない。

経済的には、各国とも資本主義形態をとっており、サウジも自由主義、社会主義、国家資本主義国家群との違いがないが、政治的には、言論の自由という面で、日米欧先進国に対し大きな後れを取っている。

確かに今回のサウジの行動は批判に値し、批判を否定するものではないが、中国同様に、国民の自由意思をどのように獲得していくかが重要な問題である。米国は、中国に言論の自由がなくても、政治的関係は正常であり、サウジという国家に言論の自由がないからといって、政治的関係を悪化させる必要性はないとみなすのが当たり前のことではないか。トランプ大統領を批判することは、間違いではないが、世界を俯瞰した国家間の関係維持を考えれば、妥当な判断とみなしたい。

いずれにしろ、言論の自由を封鎖して、国家機能を維持する時代を乗り越えなければ、今回のような不幸な事件がなくならない。
No.1
66ヶ月前
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米紙ワシントン・ポストのフレッド・ライアン発行人兼最高経営責任者( CEO )は 21 日、同紙で、「トランプの暴君たちへの危険なメッセージ。お金をちらつかば、殺人の帳消し( Trump’s dangerous message to tyrants: Flash money and get away with murder )」を寄稿。 主要論点次の通り。 ・明確かつ危険なメッセージが世界の暴君たちに送られた。米国大統領の前で十分な金をちらつかせろ、そうすれば貴方には殺人が帳消しになる。  異様、不正確、散漫な声明でトランプ政権はサウジ政府の残忍な殺人を隠した。トランプの33才皇太子との関係は殺人事件で悪化させるには余りにも重要だと宣告した。トランプは如何なる理由があろうと、サウジとの武器取引で得る収入に勝るものはないとした。 ・トランプは米国の国益を維持しているとしているが、国益
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。