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m.m.さん のコメント

あの広大な地域の自然を守るために尽力した武田久吉氏の努力や熱意は賞賛すべきですが、それを受け入れた当時の東京電力幹部たちの決断も大いに賞賛すべきだと思います。
あの土地は、東京電力が水力発電の貯水池をつくるために購入した場所でした。その構想を断念しただけでなく、自然保護活動の拠点として東電小屋という山小屋を作り、現在も自然を守り続けているのです。

原発事故を起こしながら、被害者への賠償をせずに国内最高レベルの給料を受け取っている、金儲け第一主義の現在の経営陣とは対照的です。
No.1
72ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
多分、皆様は、「夏が来れば 思い出す はるかな尾瀬 とおい空」の歌『夏の思い出』をご存知と思います。もし武田久吉なかりせば、「水芭蕉の花が 咲いている夢見て咲いている 水のほとり」と歌われる情景が残っていたか疑問なのです。 尾瀬は、武田久吉によって世に紹介されました。 武田久吉は日本山岳会の創刊号(明治三九年)『山岳』に、尾瀬について書きました。当時尾瀬は「山深くして路なく交通便のよかざるが故に、人の行くこと稀にその名世に現れず。。。。紀行として尾瀬に関するものは殆んどなし」という状況で、世には知られていなかったのです。 そして、尾瀬の魅力について次のように書いています。 ・尾瀬ヶ原の一部は今我が目の前に展開されたり。ミズゴケのじくじくと湿りたる処にコミヤマリンドウの紫も唇綻ばせて、天を仰いで笑みをもらせる。この世のものとも思われず、、、 ・行く手には燧ケ嶽の巍然と
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。