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changeさん のコメント

>>3
米国は、自由主義競争社会とみるべきであり、経営の基本は、適正な在庫管理によって、市場の動向によって、生産機種の変更を適切な時期に適正に行わなければならない。私の見ている限りでは、GMは政府の補助金を受けており、かなり経営的に問題がある状況まで放置してきたといわれても致し方ない。

GMの在庫の実態は、5つの工場で過剰在庫を適正在庫70日分に減らす方針である。日本人の感覚では、30日分ぐらいにしなければならないので甘すぎるともいえる。
生産停止期間は工場によって異なり、3週間から1週間とばらついている。当然の処置である。
在庫の増加は、今年1月62万9000台であったのが、84万7000台に増加、25%の在庫増である。機種によってばらつきがあるようであり、110日分から177日分とばらついている。

社会主義国家の企業であれば、売れなくとも作り続けることは可能かもしれないが、米国のような自由主義国家においては、過剰在庫は命取りであり、多くの倒産企業は、売れないのに作り続けた企業である。どうするかは、最後は政府の判断であるが、GMの状況判断が適切でないというか、異常な判断とみなすことは、米国という社会では適切でないといっているのです。
No.4
72ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
GMトランプ大統領は「MAKE AMERICA STRONG AGAIN」を標榜し、米国国内産業を強化することを目指し、その代表例として、自動車産業をあげている。しかし、自動車産業の方は、体質改善のために国内工場稼働停止を発表している。 A:; 事実関係 ワシントン・ポスト紙報道「 GM の解雇と工場閉鎖は米国経済が減するかもしれず、トランプの米国工業ルネサンスの主張をへこませるかもしれないことを示している( GM layoffs and plant shutdowns suggest U.S. economy may be starting to slow ― and dent Trump’s claim of an industrial renaissance ) ・GMは月曜日、北米5工場の稼働停止と 1 5 ,000 人の工場労働者の削減を発表した。この発表は。米国経済が減するか
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。