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changeさん のコメント

憲法改正は、どこかの時点で明確化していかなければ、日本にとって不幸なことと思っていたが、自民党執行部が断念すれば将来の時点で、議論になるのでしょう。二分化して日本の方向感が明確化せず、右に左に漂っていることは好ましいことと考えていないのですが、致し方ないことでしょう。

「平和憲法」がある中で、「日米安保日米同盟」を与野党が支持し、従属の程度が問題であるにしろ、米国依存を是認していくことは、軍事力強化が、米国の考え方で進み、与野党とも日本の独自性が主張しにくく、「平和憲法」の理念とどんどん乖離していくということであり、好ましいことではないと考えていた。

「平和」と「戦争」は、裏返しの関係であり、「平和」のみが実存するのではないことに気づかず、情緒的判断に任せていくことは、国際政治の中では、ありえないことがだんだん日本人もわかっていくのでしょう。自ら行動する道を放棄すれば「中国」に対する脅威によって、脅威のレベルに応じて軍事費が増加していくことを我々は覚悟すべきなのでしょう。
No.1
73ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係、「自民 改憲案、今国会提示断念へ 参院選前の発議困難に」(毎日新聞) 自民党は、自衛隊の存在明記など4項目の憲法改正条文案について、今国会での他党への提示を断念する方針を固めた。衆院憲法審査会が与党の想定通りに進まず、12月10日の会期末が迫る中、強引に審査会を運営すれば来年の通常国会にも影響すると判断した。来年夏の参院選前に国会が改憲案を発議することは極めて難しくなり、安倍晋三首相は改憲戦略の再考を迫られそうだ。   衆院憲法審の森英介会長(自民党)は28日、幹事懇談会を職権で開いた。立憲民主党や国民民主党は欠席したが、森氏は29日の審査会開催を決めた。今国会で初めての審査会では、与党筆頭幹事に内定した自民党の新藤義孝氏ら新たな幹事を選任する予定だ。  これに対し、立憲民主党の辻元清美国対委員長は「自分たちで環境を壊した。そんな中で憲法論議はできない」と反
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。