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フレデイ タンさん のコメント

「仏は最も社会セーフテイーネットの厚い国」というところに自民党系の注目が集中しそう。だから、成長も雇用も低迷している、という具合に彼らは考えるのだろうね。そして、マクロンみたいなサッチャリズム信奉者の為政を擁護するだろう。しかし、ここで忘れてならないのはサッチャリズムは英国では成功していないのだ。経済成長は低迷し雇用も伸びてない。イギリス病が癒えたとは言えない。サッチャリズムの本音は伝統的に強い組合を無力化し米国戦争屋の走狗に英国を作り変えることだったに違いない。そして一定の成功を収めた。その証拠に労働党のブレア―はブッシュと共にイラクを侵略したではないか。フランスはイギリスとは違う。例え組合が弱体化していてもアナーキの伝統を持つフランス人民をイギリス人みたいな羊に変えることは出来ないからだ。ということはマクロンも短命に終わると言えよう。
No.1
72ヶ月前
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A: 事実関係「5つの数字が、何故フランス人は(デモ参加に)通りに出たか( These 5 Numbers Explain Why the French Are in the Streets ) 1;中間の月収€ 1,700 ( $1,930 )、半分以上がその下。  トップ20%は下層20%の5倍。  上1%が富の20%、 2;1.8%の経済成長  仏経済は欧州で英独に次ぐ。  約10年仏経済停滞。回復あるも部門ごとで差。地方、かつての工業地帯では職減少。 新規職も短期契約、 3:失業率9%、 2009年以降失業率は9-11%。 マクロン誕生時、10.1%。今9.1%と改善、しかしドイツの倍以上。2022年のマクロンは次期大統領選挙までに7%にすると約束。ギャップ。 4:富裕層に対する減税 32億ユーロ(36億ドル) 5:社会セーフティネット 715 0
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。