りゃんさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
アルゼンチンのブエノスアイレスで主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開かれた。米国内では、米ロ首脳会談の行方、米中貿易戦争が本格化する中でのトランプ・習近平会談、CIAがサウジ人記者殺害事件の関与を断定したサウジのムハンマド皇太子に対し、トランプ大統領がどう対応するのかが注目されていたのだが、NYタイムズ紙にはこんな記事が掲載された。
〈大統領は太平洋の2つの同盟国、日・豪の首脳と会った。外国リーダーの中で、トランプ氏の最も熱心なCourtiersのひとり、安倍首相は、民主党が勝利した選挙について、「歴史的勝利」と(評して)祝った〉
「Courtier(s)」は〈宮廷に仕える人、廷臣、ご機嫌取り〉である。過去、米国の代表的な新聞で、これほど侮辱的な表現をされた日本の首相はいただろうか。
ワシントン・ポスト紙もこう報じている。
〈安倍首相は事実を曲げて
トランプ本人がTremendous successと述べたり、
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1060022696703070208
その理由をその次のツイで(妥当かはともかく)
There’s only been 5 times in the last 105 years that an incumbent President has won seats in the Senate in the off year election.
と述べているのに、
「あなたは本当はまけたんですよ」と語りかける外交なんかあるんですかねえ。
それってそもそも外交になるの?
別にcourtierかどうかに関係なく、自分自身が誰か知り合いに、
「あなたは本当はまけたんですよ」をやるかどうか考えてみたら良い。
まあ、ここの高齢者はやるのかもな 笑
それに、孫崎さんが「中間選挙がトランプ側の共和党の勝利だったと評価する米国民は誰もいない」と
いうのは本当ですかね?
トランプも米国民でしょ、というツッコミはしないにしても、米国も反トランプなメディアばかりではないとおもいますよ。
トランプが勝利したかについて、日本の評論家のいうことは、なにを測定の尺度にとっているかによって、様々で、大統領選のことを考えれば勝ったんだという人もいる。米国でどうかは調べてませんが、どうせ日本の評論家は米国の評論家のいうことを参考にしているに違いないしね。
さらに、NYTがcourtierと書いたのは、
https://www.nytimes.com/2018/11/30/world/americas/trump-g20-putin-prince.html
安倍首相を貶したいというよりは、トランプの、Putinらとの人間模様を
際だたせるために使われていることばですね。これは、自分で記事を読まなければ、
孫崎さんのいうことだけではわからない。
そして最後にたかがNYTがcourtierと書いたからって、なんで日本人がオタオタしないとならないの?
それって昭和な感覚だとおもいます。
安倍首相についてはわたしは消極的支持もやめましたが、
今回の孫崎さんのような手法は、それ自体わたしは好きではないので、批判させていただきました。
でも、孫崎さんはこの手法が好きだし、それを批判的に読まない人も多いね 笑
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