フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
1:2018年、劇的に情勢を変えたのは、北朝鮮をめぐる環境である。
2018年初頭、米国による部分的対北朝鮮軍事行動の可能性は十分存在した。当時駐韓国大使に内定していた朝鮮問題専門家ビクター・チャが軍事行動に反対する見解を示し、結局、駐韓国大使内定が取り消された。
部分的対北朝鮮軍事行動の可能性が高まれば、それを牽制するため、北朝鮮はミサイル発射と核兵器実験をエスカレートする。
そうした状況が、突然な米朝首脳会談に発展する。 2018 年 6 月 12 日、トランプ大統領は戦後初めて、大統領として北朝鮮の最高指導者とシンガポールで会談し、 1 米国と北朝鮮は、両国民が平和と繁栄を切望していることに応じ、新たな米朝関係を確立すると約束する、 2 米国と北朝鮮は、朝鮮半島において持続的で安定した平和体制を築くため共に努力する、 3 2018 年 4 月 27 日の「板門店宣言」を再確認し、北朝鮮は朝
このブログで私は北朝鮮はハリネズミだと主張した。ほっとけば怖くないということだ。韓国人の大半もそう考えている。ところが、自民党系の大半がそうではないのだ。「核を完全に北から剥奪するまで妥協は許せない」と彼らは頑なである。日本が焦土になっても構わないとまで言うのだ。
私は孫崎先生の「アーネスト・サトウと倒幕の時代」を興味深く只今熟読中ですが、P138に「長州の土地が焦土になっても現在の政策を続けるしかないと決断しています」とあります。この心情は鳥羽伏見の戦いでも幕臣に見られる。さらに、パールハーバーでも見られる、と孫崎先生は書かれています。私も全く同じ見解です。
私が言いたいのは上記にあるような北の核を巡っての自民党系の論が必ずいつの日(明日にでも)か米国の戦争屋に利用されるということです。そういう米と日本のパ-ルハーバー的精神が化学反応するのを阻止することが日本人の喫緊の課題だと私は思うのです。
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