1:2018年、劇的に情勢を変えたのは、北朝鮮をめぐる環境である。
2018年初頭、米国による部分的対北朝鮮軍事行動の可能性は十分存在した。当時駐韓国大使に内定していた朝鮮問題専門家ビクター・チャが軍事行動に反対する見解を示し、結局、駐韓国大使内定が取り消された。
部分的対北朝鮮軍事行動の可能性が高まれば、それを牽制するため、北朝鮮はミサイル発射と核兵器実験をエスカレートする。
そうした状況が、突然な米朝首脳会談に発展する。2018年6月12日、トランプ大統領は戦後初めて、大統領として北朝鮮の最高指導者とシンガポールで会談し、1 米国と北朝鮮は、両国民が平和と繁栄を切望していることに応じ、新たな米朝関係を確立すると約束する、2 米国と北朝鮮は、朝鮮半島において持続的で安定した平和体制を築くため共に努力する、3 2018年4月27日の「板門店宣言」を再確認し、北朝鮮は朝
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
北朝鮮の核抑止核保有論とみています。
米国はもちろん、ロシア、中国はじめ国際社会は、北朝鮮を暗黙裡に核保有国と認めている。核保有と認めると、韓国、日本に対する説得ができないので、表面上、核廃棄を要求しているに過ぎない。米国もロシアも中国も北朝鮮が核保有して困ることはないとみるべきでしょう。
韓国の問題は、道路とか鉄道が接続されると、両国の交流が一気に加速する。両国の垣根が低くなるのは望ましいことではあるが、両国の防衛問題が解決したわけでなく、北朝鮮は核保有し、韓国は米軍基地によって守られるという構造になる。
米国が引き上げると言った途端、韓国は北朝鮮に支配されることになる.文大統領のような馬鹿はともかくとして、韓国民は北朝鮮に支配されることを望んでいるのであろうか。
日本は、平和的利用といっても、立派な核保有国であり、核兵器製造の技術は確立しているとみるべきであり、実際に製造、実験をしていないだけであり、米国の了解があれば、いつでも実行に移せるとみています。米国、ロシア、中国という軍事大国に挟まれた両国が全く違った道を歩みかねない危険性を、韓国人は意識すべきであり、反日を言っている場合でなく、両国が手を携えて、大国と北朝鮮に向き合うべきしょう。
トランプが米の横田基地に直接乗りこんで来て米軍人の前で北朝鮮攻撃の心構えについて演説した。その中には自衛隊のパイロットも入って真剣に聞き入っていた。三島由紀夫が見たらどう思うだろう。
このブログで私は北朝鮮はハリネズミだと主張した。ほっとけば怖くないということだ。韓国人の大半もそう考えている。ところが、自民党系の大半がそうではないのだ。「核を完全に北から剥奪するまで妥協は許せない」と彼らは頑なである。日本が焦土になっても構わないとまで言うのだ。
私は孫崎先生の「アーネスト・サトウと倒幕の時代」を興味深く只今熟読中ですが、P138に「長州の土地が焦土になっても現在の政策を続けるしかないと決断しています」とあります。この心情は鳥羽伏見の戦いでも幕臣に見られる。さらに、パールハーバーでも見られる、と孫崎先生は書かれています。私も全く同じ見解です。
私が言いたいのは上記にあるような北の核を巡っての自民党系の論が必ずいつの日(明日にでも)か米国の戦争屋に利用されるということです。そういう米と日本のパ-ルハーバー的精神が化学反応するのを阻止することが日本人の喫緊の課題だと私は思うのです。
>>1
「米国が引き上げると言った途端、韓国は北朝鮮に支配される」
北朝鮮は韓国を支配しませんよ。北朝鮮はそんな野心はありませんし、自信もないでしょう。むしろ逆に王朝が崩壊するのではないでしょうか。その危険が大きい。しばらくは連邦制にシフトして時間を掛けて王朝解体に進むのではないでしょうか。
「文大統領のような馬鹿、、、」
孫崎先生が評価されているように戦争を回避した功績は高く評価されるべきで、馬鹿には決して出来ない芸当です。馬鹿と呼ぶのは如何なもんかと思いますね。
「反日と言っている場合ではなく両国が手を携えて大国と北朝鮮と向き合う」
安倍政権が植民地主義丸出しの政権であることを認識し、北朝鮮とも中国とも仲良しになれば、韓国は日本と手を携えて行くでしょう。あなたには「植民主義の日本」という面を安倍政権がしっかり持って居ることを認識してないことから来る妄言だと思いますよ。
>>3
あなたがどのように考えるかは、あなたの勝手であり、素晴らしい見解ではありませんか。
王朝が崩壊すれば、理想的です。そうあってほしいと思います。
米国と北朝鮮が戦争をするなどとは、一度も考えたことはありません。思うのは勝手ですが。
米軍が引き上げるといった途端、日本、台湾などアジアの国々に移住する難民が増えるのではないこと恐れていますが、韓国人が考えること、北と一緒がよければ残ればいいのでしょう。
>>4 訂正
「増えるのではないこと」は「増えるのではないかと」に訂正します。
>>4
米国が北朝鮮と戦争する、可能性は大いにありますよ。「ちっとも考えない」とはどういう根拠に基づくのでしょうか?
米軍が引き上げると言ったら、韓国民は大歓迎だと思います。北とは平和になるし、ロシア、中国、韓国、北朝鮮が同じテーブルを囲んでシベリアのエネルギーの利用について議論を交わすでしょう。米国はそういう動きを警戒して妨害するでしょう。従って、米国はそう簡単に半島から基地を引き上げることは無いでしょう。
>>6
歓迎であれば言いうことありません。私は、年寄りは別として、若い人は簡単に、韓国を捨てると思っています。日本は人口減少社会であり、若い人が来れば、日本としては理想的です。
ロシアと中国と組むことができるなどと考えていたら大きな間違いを犯すことになると思いますよ。個別の経済開発では協力関係を築けるが、一緒に手を携えて組める国でなく、隙あらば、乗っ取られてしまうのでしょう。米国以上に、北が、ロシア、中国を信頼しているとは考えにくい。
>>7
ロシアとも中国とも北朝鮮とも仲良くなるということです。勿論、米国とも、日本とも仲良くなることです。ただ、尖閣や竹島や南西諸島、北方領域にいたずらに神経とがらし、大日本帝国海軍の象徴である旭日旗を高々と掲げる無神経な日本は彼らにいただけてないということです。これはね、韓国の若者もそういう風に受け止めてますよ。あなたには日本に対するそのような他国の眼差しが見えませんか?YESかNOで答えて下さいな。
ロシアは東欧のネオナチが嫌っている。これは事実です。勿論、米国のファイナンスを受けてます。星条旗を信奉する日本のレフトと似ています。彼らがファイナンスを受けているかは存じ上げませんが。
中国は結構評判が良く、発展途上国、アフリカやアジアで、あなたが思ったほど間違いだと後悔している国はあまりなさそうですけど、どこかにあるのか教えて下さい。
>>8
別の機会に回答します。今回は、孫崎さんの、北朝鮮の核放棄がないという論点でとどめておきます。核放棄し、王朝崩壊が前提になれば、別の議論になります。