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A: 事実関係
米軍のシリア撤収は「条件付き」=ボルトン米大統領補佐官 『BBC』
トランプ米大統領が昨年 12 月中旬に表明した米軍のシリア撤収について、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は1月 6 日、撤収には一定の条件が満たされる必要があると述べ、撤退は直ちに実施するわけではないと示唆した。シリア北部でクルド人の安全確保についてトルコの確約を得る必要があると、訪問先のイスラエルで発言した。
イスラエルとトルコを歴訪中のボルトン氏は、イスラエルのネタニヤフ首相と会談前に記者団に、「トルコが軍事行動をとるにあたり、最低限でも我が軍に危害を与えないようアメリカと完全に調整し、我々が合意しない行動は控えるべきだし、我々と共に戦ったシリア反政府勢力を危険にさらしてはならないという大統領の要求を満たさなくてはならない」と述べた。
ボルトン氏は、シリア撤収について期限が決
大統領就任前は、「腐敗との戦い」を標榜していたが、大統領になると、独裁的になり、シリア市民の困窮に対し、権力を行使することが多くなった。この時、チュニジアに始まった「アラブの春」に乗じて若者主体に立ち上がったが、政府は抗議運動にかかわったものを処罰、殺害したのです。ここから泥沼に陥っていったのです。
この状況は、中国の天安門事件の悲惨な状況に似ているのです。中国は権力で若者たちを押さえつけたが、シリアではアサドを支持する国、反政府組織を支持する国と別れた応援団が付き混乱の泥沼に陥っていったのです。アサド政府に中国のように当事者能力があれば、いい悪いを別にして解決したが、アサドに当事者能力がなかったから混乱したとみるべきでしょう。アサド政権の責任をこそ問うべきでしょう。
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