りゃんさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
A-1: 事実関係1 6日、日曜討論における安倍首相発言
土砂が投入されている映像がございましたが、土砂を投入していくにあたってですね、あそこのサンゴについては移しております。
A -2事実関係2 9 日琉球新報社説「首相サンゴ移植発言 フェイク発信許されない」
安倍晋三首相がNHK番組「日曜討論」で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立てについて「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移している」と、事実と異なる発言をした。一国の首相が自らフェイク(うそ)の発信者となることは許されない。
現在土砂が投入されている区域ではサンゴの移植は行われていない。埋め立て海域全体で約7万4千群体の移植が必要で、終わっているのは別の区域の9群体のみだ。他のサンゴ移植は沖縄県が許可していない。
3 事実関係 朝日新聞の報道の仕方
首相「サンゴ移し土砂投入」、不正確と沖縄県反発
調べたなかのひとつ、沖縄タイムス掲載の
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/369920
地図と記述とを使って説明すると、
①現在埋め立て中の辺野古がわの「区域(2)-1」には、そもそも保護対象のサンゴはなく、移植もしていない。
②「区域(2)-1」に隣接する辺野古がわの「区域(2)」と、大浦湾がわ(地図の東側)で確認された希少サンゴの「オキナワハマサンゴ」9群体は移植している。
③大浦湾がわのサンゴは移植していないが、まだ大浦湾がわには土砂投入もしていない。また、防衛局は移植を申請中である。
また、孫崎さんは、「首相のいう「あそこ」の具体的な場所は明確だ」という議論だが、わたしは日曜討論のビデオをみても、明確だとは感じなかった。(「区域(2)-1」なのか、「区域(2)-1」+「区域(2)」なのか、大浦湾がわまでふくめた全埋め立て予定地なのか)。常識的には首相は「区域(2)-1」+「区域(2)」のことを言っているのだろうとおもわれる。その場合、首相は説明不足のそしりは免れないが、フェイクで印象操作しているというのはいいすぎだろう。
こういう認識のもとでは、
琉球新報社説→反対派御用達の論調。運動というべきで、報道のわくはこえている。社説だからいいという考えかもしれないが。
朝日新聞→報道のわくははずれていない。ただし、今後事実を細かく伝え、国民が判断できるようにするべき。
と、わたしには感じられた。
Post