A-1:事実関係1 6日、日曜討論における安倍首相発言
土砂が投入されている映像がございましたが、土砂を投入していくにあたってですね、あそこのサンゴについては移しております。
A-2事実関係2 9日琉球新報社説「首相サンゴ移植発言 フェイク発信許されない」
安倍晋三首相がNHK番組「日曜討論」で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立てについて「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移している」と、事実と異なる発言をした。一国の首相が自らフェイク(うそ)の発信者となることは許されない。
現在土砂が投入されている区域ではサンゴの移植は行われていない。埋め立て海域全体で約7万4千群体の移植が必要で、終わっているのは別の区域の9群体のみだ。他のサンゴ移植は沖縄県が許可していない。
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3 事実関係 朝日新聞の報道の仕方
首相「サンゴ移し土砂投入」、不正確と沖縄県反発
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サンゴ礁とか希少生物の移植に関する政府と反対派間に何らかの協定ができているのか調べてみたが、ないようだ。
辺野古移転に対して、サンゴ礁とか希少生物をいることで反対していたと思うが、それだけ大切であれば、確認作業をする必要性をどのように考えていたのであろうか。
2018年お亡くなりになった翁長雄志前知事が生前の7月13日に辺野古埋め立て予定地のサンゴ9群体を移植する申請を特別許可した。
一方反対派は、埋め立て工事の進展につながるとして、抗議活動を続けている。
反対派が前知事と違った方向性を保っており、サンゴ礁とか希少生物の移植保存の気持ちが抜け落ちてしまったのではないか。
移植にクレームを言っても、政府側に相手にされるわけがない。反対派は移植作業に関与することを放棄しているからである。いくらクレームを言っても国民に対する説得性に欠けてくるのはいかんともしがたい。大切なものであれば、移植作業を確認するのは当たり前でしょう。反対だけしていればいいということではない。
安倍首相は、土砂の問題以外にも、「福島第一原発の汚染水は解決済み」と言って、東京オリンピックを招致しました。
昨年はアメリカとの自由貿易協定について「FTA」ではなく「TAGだ」と言いましたが、米国のムニューチン財務長官は為替条項を盛り込むことが狙いだからFTAだと発言しています。
まさに嘘つき常習犯です。
そうなんですよね。孫崎先生のおっしゃる通りです。
朝日は逃げていますね。私が思いますに、星条旗を信奉する街宣車に恐れをなして朝日は安倍氏に恭順しているのです。朝日は民主主義者を気取るマスコミとしては失格です。
朝日がそうだから、読売、産経なんか話にもならんでしょう。自民党系の諸君も、天の邪鬼も、自称一流の日本のメデイアも、「中国は民主主義では無い」とほざく資格はありません。仮想とか形容詞を付けて居るが、自衛隊の敵は中国、米国戦争屋の敵も当然中国ですから、絶対に軽く受け流す訳にはいきません。
今月6日の「嘘つきは、戦争の始まり。」という宝島社の素晴らしいキャッチコピーを日本国民は心を入れ替えて理解すべきです。さもないと、半島や大陸とどんぱちが始まりこんなことじゃななかった筈だと70年前と同じように悔やまれることになりますよ。
どうも事実関係がよくわからなかったので少し調べてみた。こういうことのようだ。
調べたなかのひとつ、沖縄タイムス掲載の
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/369920
地図と記述とを使って説明すると、
①現在埋め立て中の辺野古がわの「区域(2)-1」には、そもそも保護対象のサンゴはなく、移植もしていない。
②「区域(2)-1」に隣接する辺野古がわの「区域(2)」と、大浦湾がわ(地図の東側)で確認された希少サンゴの「オキナワハマサンゴ」9群体は移植している。
③大浦湾がわのサンゴは移植していないが、まだ大浦湾がわには土砂投入もしていない。また、防衛局は移植を申請中である。
また、孫崎さんは、「首相のいう「あそこ」の具体的な場所は明確だ」という議論だが、わたしは日曜討論のビデオをみても、明確だとは感じなかった。(「区域(2)-1」なのか、「区域(2)-1」+「区域(2)」なのか、大浦湾がわまでふくめた全埋め立て予定地なのか)。常識的には首相は「区域(2)-1」+「区域(2)」のことを言っているのだろうとおもわれる。その場合、首相は説明不足のそしりは免れないが、フェイクで印象操作しているというのはいいすぎだろう。
こういう認識のもとでは、
琉球新報社説→反対派御用達の論調。運動というべきで、報道のわくはこえている。社説だからいいという考えかもしれないが。
朝日新聞→報道のわくははずれていない。ただし、今後事実を細かく伝え、国民が判断できるようにするべき。
と、わたしには感じられた。