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のぶたろうさん のコメント

ロシア外務省のザハロワ情報局長は、14日にモスクワで行われる日ロ外相会談の直前に日本側が会談後の共同記者会見を開くことを拒否したと明らかにし「不可解で矛盾している」と批判した。日本側は今回は交渉であり会談ではなく前例がないなどと言っているが、恐らく河野外相は共同記者会見でロシア側発表との矛盾を突かれ立ち往生するからだろう。会談後そそくさと帰国し前回の記者会見での「次の質問どうぞ」ではないが、「詳細は言えない」等とごまかし、来る安倍ープーチン首脳会談に繋げるのだろう。記者会見で正々堂々と日本側の主張を展開すれば、その時点で安倍ープーチン首脳会談そのものが破たんする。
安倍首相は北朝鮮との交渉についてよく「会談の為の会談は意味がない」などと言っている。だが、日ロ交渉を見る限りプーチンとの「会談の為の会談」を延々と続けている様にしか見えない。任期中に戦後の総決算を目指す安倍首相はどの様な結論を出すつもりなのか。ロシア側の領土主権を受け入れ第2次大戦の結果を認めて、平和条約を目指すのか、結論を出せずに今後もだらだらと交渉と称して何時までも首脳会談を続け、政権延命の具として国民に淡い期待を抱かせだまし続けるつもりか。メディアは「外交の安倍」と称しているが、今まで拉致問題を含めどの様な成果があったか、それでも国民はこれからも結果を出せない「外交の安倍」を支持し続けるのだろうか。
No.11
72ヶ月前
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A: 事実関係 ロシア外務省が声明「北方領土の露主権認めよ」 ロシア外務省は11日、モスクワで14日に開かれる日露外相会談に先立ち、声明を発表した。日露平和条約交渉に関し「南クリル諸島(北方領土)のロシアの主権を含め、第2次大戦の結果を日本が完全に認めることが問題解決の主要な条件になる」と主張し、改めて日本をけん制した。  外相会談では「双方の立場を示し、意見を交換することになる」との見通しも示した。旧ソ連が日本のポツダム宣言受諾後に不法占拠した北方領土に関し、ロシア側は会談で原則的な立場を示すとみられる。  また、声明では、日本が導入する予定の地上配備型迎撃システム「イージスアショア」を念頭に、「米国による世界的なミサイル防衛システムのアジア太平洋地域への配備についても、我々の見解を示す」と言及した。ロシア側の懸念を外相会談で伝える意向を示唆したものだ。 B: 評価
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。