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フレデイ タンさん のコメント

大坂なおみが勝利の因を訊かれ、「CONSISTENCY」と答えた。1960年代の米国産業の経営者は「経営で何が大事か」と尋ねられたら、多くは「INTEGRITY」と答えた。どちらの英語も似た響きがある。国際政治に目を向ければ、そのことばの実体は国連憲章そのものだと私は考えている。

私の長い間の米国政治の観察の結果、発見したことは、米国にはウオール街を筆頭にして、いくつかの利益集団がそれぞれのGOV.を保持していることだ。裏を返せば、まさしく無政府状態。それは日本の幕末みたいな泥沼とも言えよう。であるから、その国際政治に於いて、CONSISTENCYもINTEGRITYも国連憲章も無いのだ。

このような米国を眺めていると、1940年前後の満州、中国、朝鮮を抱え込んで無能に陥った大日本帝国の苦境と同じものを米国が今抱えてこんでいると私は実感せざるを得ない。大日本帝国は米国のバイオレンスで潰されてしまったが、今の時代、つまり、核ミサイルの時代では、米国を潰すことは出来ない。國際社会は時間を掛けて説諭、説得していくしかない。米国は過去に例の無い「ならずもの国家」になりはてているのだ。

それでも、日本の星条旗ファシストの皆様は米国をよいしょするだろう。それが彼らの生業のごとくね。その頭には鬼畜露中がしっかり組み込まれているから、始末に終えないのだろう。
No.2
72ヶ月前
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A: 事実関係:米、ファーウェイ副会長の引き渡し要請へ(産経) カナダ紙グローブ・アンド・メール(電子版)は21日、米国がカナダ政府に対し、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長の身柄引き渡しを正式に要請する方針を伝えたと報じた。カナダのマクノートン駐米大使が同紙に明らかにしたという。  孟氏は昨年12月1日、米国の対イラン制裁に違反した疑いで米政府の要請を受けたカナダ当局が逮捕、同11日に保釈されている。マクノートン氏は身柄引き渡しの要請時期を明らかにしていないが、同紙は今月30日が期限としている。引き渡しの要請後、カナダ政府は30日以内に決定を下す。 B: 評価 ・今回の動きにどこに違和感を持つか。  それは対象者がいわゆる通常の「犯罪人」の引き渡しではないということ。 ・疑惑は「米国の対イラン制裁に違反した」という政治的犯罪であること、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。