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フレデイ タンさん のコメント

徳川幕府時代の集合体長へのへの献身。行政機能は番頭、家老が担う。将軍の正当性と徳川幕府の限界、幕府最大の弱点、等々、説得性、納得性に富んでますね。

このロバート・ベラーさんの観方は日本の今にも通用しますから不思議ですね。特に集合体長への献身は現在生き生きと脈打っているではないですか。勿論、それは翩翻と翻るスターズアンドストライプですよね。まるで水戸黄門の葵の紋みたいに。安倍政権の異様はまさにそこから見える倒錯ですよ。
No.1
68ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
ロバート・ベラーは一九二七年生まれ。米国の社会学者。  ベラーは徳川時代を「集合体への献身」とみなし、「一人一人の集合体に対するろ結びつきは、集合体の長に対する忠誠心ちとして象徴される」としている。その際、「集合体の長」 は「人物が誰であるかを問わず、集合体の長に対する忠誠」が求められるとしている。  そのことは「個人が全く個人的関係のない人物(たとえば天皇や将軍)に対する心からの忠誠の可能性を意味し、単なる個人的影響の範囲をはるかに超えて、強力な政治的影響を及ぼし得る」性格を持つとしている。  批判を招かないために、「多くの場合、執行上の役割を持たない傾向がある」「実際の行政機能は、一番番頭とか家老等に委ねられている」という現象が生まれるとしている。  ただ、徳川幕府は限界を内蔵しているとして、「将軍そのものの正当性に関するものである。現実には、将軍家は、日本における実
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。