りゃんさん のコメント
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『月刊日本④』掲載「握りつぶされた森友スクープ」
相沢冬樹は1962年生まれ。ラサール高校、東大法学部、 NHK, 大阪府警キャップ、司法キャップ等を務めた。
相沢:森友学園へ売却された国有地は、評価額の9億5600万円から、ごみ撤去費用の約8億2000万円が値引きされ、1億4000万円で売却されました。
大阪の司法担当キャップとして森友問題の取材を進めていた私は、2017年6月までに、近畿財務局と学園側との間で売却価格をめぐって行われた協議の内容をつかみました。
財務局は学園側にいくらまでなら支払えるかを尋ね、上限としておよそ1億6000万円という金額を提示していたのです。かう側の都合に合わせて価格を決めたと思われる行為で、財務局の背任を強く伺わせます。
しかし、このネタはすぐには放送できませんでした。当時の K 社会部長は「報道局長に報告しないといけないので、少し待
あるいは、相沢冬樹氏が当時報道したかったことは、もう全部この「月刊日本」の記事中などで報道されているはずである。ならばなぜ、相沢冬樹氏の報道をうけた報道各社は、核心を知るはずのこの弁護士に集中しないのか。
相沢冬樹氏自身が「NHKの問題」に話をすりかえているようにすら見える。「NHKの問題」はそれはそれで重要だが、「NHKの問題」はもともとの「森友問題」ではない。
もっとも、「森友問題」を「NHKの問題」「官邸の問題」「安倍首相の問題」とはじめから定義したい勢力もあれば、簡単に影響を受ける視聴者・読者というものもいる。仮に「森友問題」がそれらと関係があるのだとしても、財務局と弁護士とのあいだに真になにがあったかという観点から問題を明らかにしてゆくのでなければ、扇動・被扇動の関係でしかないであろう。
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