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りゃんさん のコメント

Brexitについて、よい参考になるとおもわれる記事が4月3日の朝日新聞に出ています。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13962253.html
Brexitに興味はあるがこの記事を読んでないかたがたは、どっかでタダで読めるなら、読んでおいて損はないとおもいます。

ごく簡単にまとめるなら、オックスフォードの政治学者エバンズへのインタビュー記事であり、彼はBrexit問題を、移民受け入れについて批判的な人々と寛容的な人々との価値観をめぐる対立と定立したうえで、英国社会のなかの政治意識や選挙制度の問題等を分析し、トランプ現象との類似を指摘しつつ、「ブレクジットとは、取り残された人々による民主的な階級闘争だったのです」と結論づけます。

わたしも大筋でこの考え方に賛成なのですが、「取り残された人々」という見方は、現に移民排斥がさかんなドイツや、将来的にさかんになるであろう日本では、あたらないのではないかとおもいます。

ところで孫崎さんは、「東アジア共同体構想」とやらの真っただ中にいるわけですが、それゆえ、こういう記事にシンパシーを感じて引用するのでしょうか。ご自分の立場をもっと明確にされたらとおもいます。
No.4
68ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
英国は EU 離脱を巡り混迷を続けている。最新のニュースは次のものである。「英国のメイ首相は2日、欧州連合(EU)との合意がないままEUを離脱する事態を避けるため、12日の離脱日の延期をEUに求める考えを示した。離脱条件を定めたEUとの協定案を英議会で可決しようと、与党内の強硬派を見限って最大野党・労働党の協力を仰ぐことも決断。今後の交渉の行方を野党の出方に委ねる形だが、局面の打開につながる保証はない。」  こうした状況下、米国ニューヨーク・タイムズ紙は「英国は気が狂った( The United Kingdom Has Gone Mad )」と題するトーマス・フリードマン( Thomas L. Friedman )の論評を掲げた。フリードマンは 3 度目のピューリッツァー賞(コメンタリー部門)を受賞した米国の代表的論客である。 ・今、英国では EU 離脱を巡り、いたるところで茶番劇がある。面白くな
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。