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changeさん のコメント

2006年と2016年を比較して、10位までの国の中で、6位のようであるが、問題は、論文数が減少している国は日本だけである。この現象をどのように見るか、人によって異なるが、大学院博士課程の若い研究者たちが恵まれない環境の中に立たされていることは否定できない。

文科省は、科学技術イノベーション政策として、①若手人材のキャリアシステムの改革、②多様な人材の活躍、人材流動の促進を掲げているのは間違いではないでしょう。現在の官僚にかけていることは、言葉では表現できても、具体的実行策を打ち出せないことであり、他人任せでは、学業に秀でているだけであり、具体化する知恵にかけているといえるのでしょう。

一つ出てきているのが、欧米が昔から採用しているテニュアトラック制度によるポスト=任期なしの正規ポストをどのように実現するかであるが、硬直化した運営システムの改革が実現できるかといえば、己の立場に拘泥する人が多く大ナタを振るって実現することができないのでしょう。

「憲法改正」などの政治も同じであるが、方向性が決まらないときは、多数決で決して、多数の方向を目指さなければ、高齢者がのさばり、学術も制度のために研究者が育たないことにつながるのでしょう。議論かみ合わないときには、多数決で決し、多数の方に従う風土が出てこなければ、日本の政治、経済、学術などすべての分野が閉塞感が漂うことになる。
No.1
66ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1: 事実関係1「中国の科学論文シェア急上昇 米国と「 2 強」に 日本は急落、 3 位が 2 領域だけ」(毎日新聞) 2015 ~ 17 年の質の高い科学論文の国別シェアで、中国が理工系の 151 研究領域のうち 71 領域で首位を占めていることが、国立研究開発法人「科学技術振興機構」( JST )の分析で分かった。残りの 80 領域は米国が首位で、最先端の科学研究で米中両国の 2 強体制が鮮明になった。一方、日本は上位 5 位以内の研究領域の数が約 20 年前に比べ激減しており、相対的に研究力が低下している現状が浮き彫りになった。 論文は他の論文に引用される回数が多いほど注目度が高く、優れているとされる。 JST はオランダの学術出版大手エルゼビアの論文データベースを使い、引用回数が 3 年間の平均で上位 10 %に入る論文群を分析。対象は臨床医学を除く理工系の 151 領域で、内訳は、生命科学(領域数 46 ) ▽ 工学・化学・材料(同 3
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。