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フレデイ タンさん のコメント

今日の朝日新聞の社説は中国の悪いところは社会主義市場経済にあるという。だから、日本人はトランプは大義を実行していると考えるようになる。朝日新聞は米国のアナルコキャピタリズムが世界中の安全保障上のブレーキになるばかりか、害毒をもまき散らせていることについては目をつむっているばかりか隠匿して憚らないのだ。このことで朝日がなんぼの経済的利得に浴しているか分からないが、関係無いことはないだろう。

1920年代の日本の民主主義的議会政治の政府が大きな統制力を行使し得たのは、マスメデイアが働きがあったからだと言う、このような日本に対するライシャワーの結論は上記で示すように今も生き生きと棲息しているのだ。ライシャワーが今生きていたら、トランプ達が今やっていることが、1920年代に日本政府がやっていることと全く同じであることに気付き卒倒するだろう。
No.1
67ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
エドウィン・ライシャワーは一九一〇年生まれ。ハーバード大学教授。一九六一年に駐日アメリカ大使。 ・当時の日本で、国主義的かつ権威主義的な反動の裏には、数世紀に形成された日本人の特質があった。ナショナリズムは常にくすぶり続け、煽りたてずとも燃え上がったし、武家政治の下にあった日本人は、軍国主義者の主導権主張を唯々とうけいれた。 ・幾世紀もの間の権威政治におとなしく服していたせいで、日本人は、再び権威主義を押し付けられてもほとんど無関心であった。 ・事実、彼らの多くは、せっかく手に入れた知的・政治的自由にぎこちなさを感じて、むしろもう一度天下り権威のもとで感情的な安住を得たい、とさえ考えていたのであった。封建時代から引き続き残っていた、このような根強い性質が影響したのでなければ、一九三〇年代のあの反動は起こり得べくもなかったろう。 ・日本が選んだのは、かつて西洋のいくつかの
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。