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りゃんさん のコメント

ジェフリー・サックスは、しばらく前に和訳がいくつか出版されて「流行っている」印象があった学者で、(私は)久しぶりに名前をみて、ちょっと懐かしい感じがしました。

現在、米国ではトランプ再選阻止のためのイデオローグとして活動している面があるのでしょう。その影響で、日本でも名前を目にする機会が今後増えるのかもしれません。彼の中国観は知りませんでしたが、今回の孫崎さんのご投稿を見る限りでは、やや古い、あるいは昔の中国を念頭においている印象を受けます。米国民主党にとっては、そういう夢を見続けていたいのかも。

また、ジェフリー・サックスは、地球温暖化については原発推進主義者であり、エリツィンのころのロシアでは新自由主義者として、それぞれの反対者から評判の悪かった人物です。仕方がない面もありますが、一人の人物の一面を「つまみぐい」することは、日本の知的状況にはときどき見られ、あほらしいとよくおもいます。
No.4
66ヶ月前
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ジェフリー・サックス ( Jeffrey David Sachs )は、アメリカ合衆国の経済学者 . コロンビア大学地球研究所長を務め、国連ミレニアムプロジェクトのディレクター , タイムマガジンのタイム 100( 世界で最も影響力のある 100 人 ) に連続してノミネート .CNN に「中国が我々の経済問題の源ではない。企業の貪欲が源である」を寄稿。 ・中国は敵でない。中国は、教育、国際貿易、インフラ投資、技術改革を通じて生活水準を上げようとしている国である。簡単に言えば、貧困で強国から遅れを取っているという歴史的現実に直面した国が行わなければならないことをしている。しかし、トランプ政権は中国の発展をとめようとしている。それは米国、および世界に災難をもたらす。 ・中国は米国の増大する不平等のスケープゴートにされている。米国の中国との貿易は双方にとって利益であったが、米国の労働者はおいておかれ、特に中
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。