りゃんさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
集団的自衛権やTPP,原発などで安倍政権が行おうとしている方針は次の図式がなりたっています。
① 指導者が嘘や詭弁の説明をする、
② この嘘や詭弁で、本来は国民が望まない方向に政策を誘導する、
③ マスコミが調べれば嘘や詭弁であることが解るのにそれを検証せず、嘘、詭弁の拡散に努める
④ 国民はこの嘘や詭弁を信じ(信ずるふりをし)政策を容認する。
これと同じ過程こそ、「真珠湾攻撃への道」の本質。
1945年8月15日トルーマン大統領は対日戦における空襲の効果について調査を命じます。
調査委員会の定員は文官300名、将校350名、下士官500名です。大変な大部隊です。副委員長に「 20 世紀においてその著作が最も読まれた経済学者」と言われたガルブレイスが参加しています。
この調査報告書は次のように記述しています。
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それと、こういうのを「嘘と詭弁で政策を推進する」と総括するのは、また同じことを繰り返すもとだとおもいます。嘘と詭弁の政府がダメだったんだということなら、嘘と詭弁をいわない政府を選ぼうということにしかなりませんが、そういう政府が賢いとは限らない。必要なのは賢い政府です。ことわっておきますが、安倍政権を擁護しているわけではまったくありませんよ。
そのうえで申し上げるなら、「嘘と詭弁」というからどぎつい印象を与えますが、だれもが、自らの立場に応じて、ある事実は大きく、別の事実は小さく扱いつつ議論を組み立てます。このへんの人間観・人生観は、上のchangeさんに自分も近いかなとおもいます。たとえば孫崎さんも、彼の北方領土論はわたしは十分理解できたとおもいますが、しかし、彼が決して元島民への虐殺やシベリア抑留についてなどスターリンの犯罪について言わない理由はわからない。少なくとも私自身は孫崎さんがそれに触れていた記憶がいっぺんもない。こういうのも、仮にどぎつくいえばですが、「嘘と詭弁」ということになるでしょう。 もっとも、これらをロシアに(少なくとも公式に)はっきりいわないのは、安倍首相も同じです。安倍首相は首相なのだから、この件について孫崎さんよりも何万倍も責任が重いのは当然です。
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