りゃんさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
ブルームバーグ は 、経済・金融情報の配信、通信社・放送事業を手がける米国大手総合情報サービス会社。このブルームバーグは 7 月 22 日社説で「安倍晋三首相が韓国と始めた希望なき貿易戦争」を掲げた。
日本国内では対韓経済制裁を7割近くが支持しており、多くが正しい措置とみているが、国際社会は必ずしもそうではない。比較的中立とみられるブルームバーグが安倍首相の対応について「非常に偽善的」として、日本への影響を「悪影響は安倍首相の評判悪化どころでは済まない可能性がある。日本のサプライヤーは市場シェアを落とし、信頼性でも評判を落とす」とし、さらには「トランプ政権との関係も不必要に複雑にする恐れがある。」としている。
記事内容次の通り。
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21 日投開票の参院選で勝利した安倍晋三首相は多くを成し遂げる政治的影響力を得たわけだが、まずや
https://twitter.com/SekoHiroshige/status/1153783008459014144
からはじまる一連のもの、
をみても、日本政府の公式的な立場は「輸出管理」であり、「輸出規制」ではなく、まして「制裁」ではない。
もちろん、韓国に与える心理的効果はいやらしく計算しているだろうが、ブルームバーグのいうような、
「報復を意図したものであるのは明らかだ」というのはまちがいで、せいぜいが、
「輸出管理と日本政府はいうが、同時に報復を意図したものと受け止められることが計算されていることは大方の一致するところだろう」くらいが正しい。そうすると、「韓国は日本に輸出管理をされるどのようなことをしたのだろう」という疑問がわくが、こうしう視点はブルームバーグのこの記事にはほぼなく、この記事に誘導されてしまうヒトビトにはまったくない。知的レベルが明らかになるところだろう。
昨日の望月記者の記事ではないが、各国政府はメディア工作をやる。韓国も主として米国のメディアにたいして、慰安婦問題などでそれをやってきたとみられ、こと慰安婦問題では日本は現在負けているのはあきらかだ。今回も、韓国は必死でメディア工作をやってることだろう。
ブルームバーグが汚鮮したとまではいわない。この記事も内容をよくよめば、いちおう中立的だ。しかし、見出しといい、スジといい、汚鮮がけっこう疑わしい。「韓国は元徴用工問題で仲裁委員会の設置に応じる必要がある」とシレッと書いているが、まったく応じなかったからいまに至っているのだ。
しかし、今度は慰安婦問題のときのように、韓国はうまくメディア操作ができるかどうか。カギをにぎるのは米国だ。日本が匂わせているように安全保障問題がらみだとすれば、米国に相談なしに日本が「輸出管理」をやっているはずがない。ブルームバーグがここにまったくふれていないのも、ブルームバーグが主として誰の話を聞いてこの社説を書いたのか、なんとなく想像できる。
前にも書いたが、韓国は日本が相手をできるような簡単な存在ではない。身の程をわきまえて、日本は、じょじょに関係を薄くしていくべきだろう。
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