トランプは公約で中国を苛めると宣言して居る。

米国ミドウエスト北部の工場地帯にアパラチア山系から半ば強制移動を強いられ定着した約4000万人とも言われる白人貧乏層はプライドだけは高い。朝鮮人を蔑視する自民党系のコアの心情と共通するから面白い。

一昔前まではこれら白人は日本人を嫌った。自分らが務めて居た工場が閉鎖されたからだ。そして、彼らが今蔑視するのが中国人。米国の製造業を壊したのはウオール街なのに彼らは勘違いして中国人が悪いと思っている。トランプはそういう蒙昧な白人に訴え扇動している。ヒトラーがユダヤを攻めたのと同じようにトランプは中国人を攻め立てている。そして、貧乏な白人から声援を得てトランプは元気づいている。

トランプは49歳代半ばの時、アトランテイックシテイのカジノに過大投資して破産した。銀行を始めとする債権団から追放されるところだったが、「僕を使い続けた方が良いよ。MR.TRUMPはアトランテイックシテイの代名詞なんだから」と債権団に泣きつき、受け入れられ罷免を免れた。そして、カジノトランプは見事に蘇った。

トランプにはそういう成功体験があるから、中国バッシングを緩めないだろう。ほっとくと浮かれた日本人が騒ぎだしとんでもないことをしでかすかも知れない。中国はトランプを本気で叩く必要がある。そして、素早く容赦しないでトランプ政権そのものを壊すべきだ。方法は無数にある。僕に言われなくても、賢い中国指導者なんだから、一ひねり二ひねりで始末をつけれるだろう。

明確なのは、「MR.TRUMP」の商標が全米で受けに受けたのは米国が浮ついていたずっとずっと昔のこと。米国大統領トランプとは言え、老人のプアホワイトが支持するだけの醜いジジーにしか過ぎないということだ。