• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

>>1
続き
そして、日本の軍部の登場。軍部は自分らの命がロンドンシテイ、ニューヨークウオール街の財閥の利益の為に犠牲になっていることに気付き、対米戦争にまで発展した。これは、シテイ、ウオール街にとっては想定外だったに違いない。

戦後、ルーズベルト・ニューデイール派の日本人にとっての想定外の活躍があって、日本人は平和憲法を抱くに至った。そして、日本の財閥家の解体、農地解放は憲法に匹敵する圧巻だった。マッカーサーが大丈夫か?これはプロレタリア革命では無いか?と危惧したくらいのものだった。

この財閥解体、農地解放と平和憲法のお蔭で日本人は平和産業にひたすら特化し、成功した。ところが、今、安倍政権は米国の財閥の意向に従って中國攻めをプランしている。中国は昔の中国じゃない。先の日本の中国戦での蛮行を許し、日本人への憤懣を捨てた大人の国中国を日本が敵とする。普通のノーマルの脳の人間だったら、そういうことは考えません。非常に危険です。

以上のように日本の近代化と現在を総括してみました。このような総括では、日本人の歴史的特性とか性情は大きな問題では無いように思っています。
No.2
65ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
なぜ日本は軍国主義化したか 〈当時の日本で、国家主義的かつ権威主義的な反動の裏には、数世紀に形成された日本人の 特質があった。ナショナリズムは常にくすぶり続け、煽りたてずとも燃え上がったし、武家 政治の下にあった日本人は、軍国主義者の主導権主張を唯々とうけいれた。〉 〈幾世紀もの間の権威政治におとなしく服していたせいで、日本人は、再び権威主義を押し つけけられてもほとんど無関心であった。〉 出典:エドウィン・ライシャワー著『日本《過去と現在》』(時論社、一九四八年) ■解説  前出のエドウィン・ ライシャワーは一九一〇年生まれ。ハーバード大学教授。一九六一年に駐日アメリカ大使。著書『日本《過去と現在》』(時論社、一九四八年)から関連箇所を引用する。 〈事実、彼らの多くは、せっかく手に入れた知的・政治的自由にぎこちなさを感じて、むし ろもう一度天下り権威のもとで感情的な安住を得たい、とさえ考
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。