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フレデイ タンさん のコメント

米国が「ならず者国家」と言うのの一つの有力な理由として米国が自由と民主主義を唱えながらその最も重要な軍事同盟国がサウジアラビアということが挙げられる。このことだけでも、米国が嘘つきだと分かる。そういう根本的矛盾を抱えて涼しい顔をして恥じない米国にヴィジョンが生まれる訳がありません。その点を見抜いた大作家アーネスト・ヘミングウエイはキューバのカストロにエールを送って、CIAに睨まれた。ちょうどその頃、ジョン・F・ケネデイーは平和国家を目指そうと演説し、逆恨みを喰らって暗殺されている。その後は米国にはヴィジョンが無くなってしまっている。

米国の属国として世界で認知されている日本。ケネデイーと同時期にヴィジョンを持った政治家が生まれた。池田勇人は所得倍増、田中角栄は列島改造。これ以降、ヴィジョンらしきヴィジョンを唱えた政治家は生まれて無い。米国に同調してこうなったんだろう。

今、この両国で勇ましいのはネオコンとネット右翼だ。前者は武力で世界を所有するプランを抱くカルトだ。後者は朝鮮人、中国人を嫌悪するサイコパス。ネット右翼に熱烈支持されている安倍氏とお友達が日本の学術レベルを上げて、民生向上を図るみたいなハイカラな発想が生まれる訳は絶対ない。何故?今度決まった文科省大臣の個室に掲げられている理念が教育勅語なんだよ。教育勅語?若い人には分からない。天皇に命を捧げ、大陸侵攻する赤子が守る心得ですぞ。だから、これから、全大学(私立なんて日本に無い。みんな国立大学だ)の教育費を削り、強兵に使われよう。

東大生の30%が自民党ファンだと言う。彼らにとっては、自民党はボナンザです。お金のなる木です。日本はどんどん自壊する。これだけは間違いない。
No.3
63ヶ月前
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A: 事実関係日本、3年連続で最下位=教育への公的支出割合-OECD(時事)  経済協力開発機構(OECD)は10日、2016年の加盟各国の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出割合を公表した。日本は2.9%で、比較できる35カ国中最も低く、3年連続で最下位となった。  公的支出割合のOECD平均は4.0%。最も高いのが6.3%のノルウェーで、5.4%のフィンランド、5.3%のベルギーとアイスランドが続いた。  教育機関別に見ると、日本は小中学校と高校の公的支出の割合が92%で、OECD平均の90%を上回っていたのに対し、大学などの高等教育は31%で、平均の66%を大きく下回った。  OECDの担当者は、「多くの国が高等教育に対する支出を増やしているが、日本の支出は横ばいで、他の国々に後れを取っている」と指摘した。 B:評価: 戦後日本が奇跡的に GDP 第二の経済大国になった時に各国は
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。