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changeさん のコメント

大学の数、生徒数、教育関連費を調べていくと、さまざまな矛盾が出てくる。

生徒数が減っているのに、大学の数が増えている。したがって、定員数に満たない学校が数多くある。そのような生徒が減って定員が満たないのに、学校が増えるために公費の比率は当然ながら下がっています。人口減少社会の中で、GDPが増えないのに、学校ばかり認可していけば、生徒の質が落ちていくのは当たり前でしょう。人口減少社会では、学校を減らしていかなければいけないのに、増やしている。公費支出の割合が減るのは当然の姿です。質を落とさない教育が求められているのでしょう。
大学別区分  平成元年校数  生徒数  平成30年校数  生徒数
国立大学      96   505千    86   609千
公立大学      39    81千    93   156千
私立大学     364  1501千   603  2145千
*私立大学は、定員割れ210校 全体の36%に及んでいる。
*法科大学院などは2011年から7年間で35校が倒産した。
*国立大学は学校数が増えないため、研究費は増えている。

海外留学生が大きく増えている中で、定員割れの学校などが出る現象は、生徒を育成するために大学があるのでなく、職員が路頭に迷うのを救済するために大学があるような、本末転倒の大学教育を大きく見直すべきでしょう。
No.4
63ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係日本、3年連続で最下位=教育への公的支出割合-OECD(時事)  経済協力開発機構(OECD)は10日、2016年の加盟各国の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出割合を公表した。日本は2.9%で、比較できる35カ国中最も低く、3年連続で最下位となった。  公的支出割合のOECD平均は4.0%。最も高いのが6.3%のノルウェーで、5.4%のフィンランド、5.3%のベルギーとアイスランドが続いた。  教育機関別に見ると、日本は小中学校と高校の公的支出の割合が92%で、OECD平均の90%を上回っていたのに対し、大学などの高等教育は31%で、平均の66%を大きく下回った。  OECDの担当者は、「多くの国が高等教育に対する支出を増やしているが、日本の支出は横ばいで、他の国々に後れを取っている」と指摘した。 B:評価: 戦後日本が奇跡的に GDP 第二の経済大国になった時に各国は
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。