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りゃんさん のコメント

日本は選択議定書を批准していないので、B規約からなんらかの直接的義務を日本に負わせようとすることに無理があります。浅井氏はそんなことは百も承知で無知な人々を誘導しているわけですね。

さらにいろいろ細かいことはいえますが、二番目に大きな問題は(一番目はもちろん、韓国側の事実認識のあやまりですが)、いったん互いに同意した紛争解決の蒸し返しは、法的安定性を著しくそこなうことです。無理な法解釈によって、平和のかわりに不和を、信頼のかわりに闘争をあらたに生み出します。これは個人間の紛争を考えても明らかでしょう。もっとも浅井氏はたぶん日韓間がそうなるほうがいいのでしょう。
No.16
62ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
[] 日韓関係悪化の全責任は安倍政権にある(出典:http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2019/1155.html) いわゆる「従軍慰安婦」問題と徴用工の問題を契機として日韓関係がおかしくなりました。徴用工の問題について、安倍政権は「過去の個人請求権は1965年の日韓請求権協定ですべて解決済み」と言っています。私は、 25 年間外務省に勤務し、その中でアジア局や条約局に勤務したことが合計9年間ありましたので、1965年日韓請求権協定で解決済みとしてきた日本政府の主張は理解しています。すなわち、当時は個人の請求権は国が肩代わりして解決することができるというのが国際的な理解であり、日本が独立を回復したサンフランシスコ平和条約における請求権問題に関する規定もそういう考えに立っています。1965年に日本が韓国との間で請求権の問題を解決する時にも、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。