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changeさん のコメント

非軍事民主化と従属化、二つの相矛盾した米国の方針によって、日本は混乱している。どちらかに収れんしなければ、国家の方向が、定まらない。国民の支持が分かれるということである。憲法は、戦後の初期に制定され、非軍事民主化の方向を目指していたといえる。具体的には、農業国家を想定していたのでしょう。朝鮮戦争、ベトナム戦争が起きると、日本が戦争から隔離されていれば、再軍備、自衛隊などもなかったといえる。日本の近くで戦争が起き、朝鮮戦争に対する人的派遣は、先人(吉田茂)などの尽力によって免れてきたが、憲法の精神と真逆な自衛隊が存在することになってしまった。前後関係で言うと、憲法が形骸化したのであるが、米国が初期に目指した方向が修正されず、長い年月が経っている。そろそろ、レジームから脱却して、日本としての道を選択していくべきでしょう。
No.1
62ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
出典:ジョン・ダワー著『敗北を抱きしめて』(岩波書店、二〇〇一年) ■解説 ジョン・ダワーは、米国の歴史学者。マサチューセッツ工科大教授。米国における日本占領研究の第一人者。『敗北を抱きしめて』は、終戦直後の日本にスポットを当てる。この作品はピュリツァー賞、更に全米図書賞を受賞したことで、如何に高い評価を得たかが判る。 ダワーは敗戦について〈敗戦国に対する軍事占領は一九四五年八月に始まり、六年八カ月後の一九五二年四月に終わっている。占領は戦争のほぼ二倍の期間にわたった。この占領の期間中日本は国家主権を失っていた〉と述べている。  占領について〈米国人達は〝非軍事化及び民主化〟という、樹木の根と枝の関係に似た改革プログラムを日本に押しつけた。それは独善的で、全く空想的な、あらゆる意味で傲慢な理想主義の、めったにない実例というべきものであった。それから米国人達は、日本を去る時に方向を逆転させた
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。