フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
『思想 2019 11』「危機の文学」を特集、 冒頭、池澤夏樹著「文学の危機なのか、
その抜粋
『思想 2019 11』「危機の文学」を特集
・ 文学書が売れなくなった。書店がどんどん減っていく。電車の中で誰もがスマホかタブレ
ットを見ていて、たまに本らしいものを開いていても実用書の類ばかり。しかし これは日本
の文芸出版の衰退の姿ではあっても文学の危機ではない だろう。
・日本では江戸時代に入って書物が大衆化された。
・世界に目を転ずれば、商業出版だけが文学を支えているわけではない。
・究極の文学の危機は絶対的独裁者のもとで,刊行も販売も読書もすべて禁じられていると
いう状況である。それを具体化した文学作品は『華氏451』
中国の『三体』スケール感で際立っている、『セレモニー』は中国政府の崩壊というテーマ。
・ どんな社会にあっても人間は必ず文学を生むし享受するということだ。人はものを考え
私は「それは違う」と言いたい。物事には順序があるのだ。まず、知るべきは、CIA、その背後にネオコンというカルト、そしてその背後にウオール街の強欲な陰謀があるという事実だ。そういう構造がある限り、中国の文化統制は存続せねばならない。だって、ちょっと歴史を紐解けば分かることだ。中国は、二度と辛亥革命以降50年続いたカオス、換言すれば、今の中東みたいな泥沼、に嵌り込むことは避けなければならない。香港の中国の主流から外れた与太者同様の若者や台湾の金権主義者たちの星条旗に惚れ込んだ連中に大義は無いことを日本人は認識すべきだ。この日本のアナキストが言うのだから、間違いない。
米国の邪悪な構造が解体され、再び、復活すること無い歯止めが出来上がれば、文学の自由は中國に戻って来よう。僕の好きな村上春樹が読まれているのだから間違いなく戻って来る。
Post