りゃんさん のコメント
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1:現在米 国政局は大きなターニング・ポイントに来ている。グローバリズムの深化で、①
米国大企業は 世界展開、②米国国内の生産基盤弱体化→労働者の賃金下降、②富裕層の富
増大、一般大衆の富減少という現象が生じている。
参考 全米所得の富の分配、上1%の層が約20%、下50%が約13%
こうした中で政治的に分岐点にきている。
大統領選挙での選択
(1) トランプ流、本質的には富裕層に好ましい政策の遂行(減税もこの中に入る) 一般の人々の不満を外に向かわす。メキシコとの国境、イスラム圏からの移民、外国からの輸入削減措置―いわゆる「 Make America Great Again 」 ここでは客観的事実を貶める動き
(2) 大企業、軍需産業中心政策
従来の共和党政策、これに民主党の中枢が加わる。ヒラリー・クリントンに代表される。バイデンもこの中。
(3) 格差社会の是正、2016年のサ
日本や米国の民主主義や監視カメラをいくら批判したって、中国の民主主義や監視カメラがまともなものになるわけではない。民主主義や監視カメラについて、真剣に考えたことなど一度もなく、ただ単に批判のための批判しか考えてないことがとてもよくわかる。わたしが何度も言っている、「米国を百万回批判したって中国が良い国になるわけではない」がどうしてもわからないとみえる。
中国史についての理解も歪んでいる。過去の記述をみると、人種的に同一な漢民族というものが大昔からかわらずあって、侵略してくる蛮族を次々と同化していったとなんとなくおもっているようだが、まったくまちがいだ。漢のころの漢民族と清のころの漢民族(現在につらなる)は人種的に異なる。「6000年の中国の歴史」というのは「地域」の歴史、「文化」の歴史としてはいえるが、それだけのことだ。
そして、清のころの漢民族は女真族(清)に侵略されていたのであり(清の明(これは漢民族の王朝)に対する侵略はすさまじいものであった)、英国等がはじめて侵略したのではない。辛亥革命は英国等の清への侵略を契機とした、漢民族による一種の敗戦革命であり、それにつらなるいまの中共は、なにも英国等に感謝することは全くないけれども、英国等の侵略がなければ、清はまだ続いて辮髪が強制されていたかもしれない。
しかも辛亥革命をおこなった漢民族は清の支配地域をそっくりそのまま奪った。ウイグル等は歴史上「漢民族」の土地であったことは一度もないのであり、つまりこれはまぎれもない侵略なのだ。前にも書いたが、孫文は1921年に「漢族ヲ以テ中心トナシ、満蒙回蔵四族ヲ全部我等ニ同化セシム」という恐ろしい侵略主義を提唱している。そして中国(中共)はそのとおりにやっているのだ。
フィリピンやベトナムと中国との関係は、奥もあれば奥の奥もある複雑なものだが、「中国が攻めて来るなんて考える狂気はそれらの国家には一かけらもありません」などというものではまったくない。ベトナムは実際に中国に侵略されたし(なんと中国はポル・ポトの味方だったのだ)、フィリピンはミスチーフ礁を乗っ取られた。これらの国は、「中国が攻めて来ると考えている」からこそ中国に融和的なのだ。その一方で、米国にも(米国は最後の最後にはたよりにならないと冷静に判断しつつも)目配せしているのがこれらの国だ。
尖閣が中国(中共)の領土だと、台湾や韓国や北朝鮮やロシアやアセアン諸国が認めているのかどうか教えてほしい。他国間の紛争にわざわざ目的もなく介入する国はない(ただし台湾は自国領土だと主張)。
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