りゃんさん のコメント
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香港で24日投票が行われた区議会(地方議会)選挙は25日、開票作業が進み、民主派 は452議中、8割超に達する380議席以上を獲得し 、歴史的な勝利を収めた。これを受けて、香港はどうなるのか。
① 香港を実際的に収めている中国の対応
② 香港の行政府の動向
③ デモ等民主化の動向
まず、デモ等民主化の動向については、選挙結果に後押しされて、これまで以上に運動を強化する方向に動こう。①香港を実際的に収めている中国の対応と関連するが、中国が強硬に対応してきた場合は、先鋭化することも辞さない対応をとろう。
香港を実際的に収めている中国の対応であるが、人民日報系は米国の介入について、「米国の一部政治屋に忠告する。計算違いをしてはならない!中国政府の国家の主権・安全・発展上の利益を守る決意は確固不動たるものである」との論評を掲げており、軟化の可能性は低い。
② 香港の行政府に関しては、 区
しかしそのうえでも、もし中国政府が学生側を大量虐殺するようなことになれば、もはやわたしも中国政府を全く支持できない。そして、実態として不審死者行方不明者あわせてすでに100名をこえているのだという説もあり、情勢はかなりギリギリのところにあるとおもっている。
孫崎さん引用の文章では人民日報が外国の干渉を排除するくだりがあるし、フレデイ タン さんの意見もそこを憂慮しているのだろう。しかし戦後の国際秩序はリベラリズムに基本的に立脚しており、人権問題であれば(実際にどうするかはともかく)原則的には国境のカベはない。だからこそ国連人権理事会もあり中国も参加しているのだし、米国国内の人権問題をフレデイ タン さんもごく自然に批難してきたはずだ。
また、CIAの香港での工作はなされているとわたしもおもうが、その一方で中国も世界中で工作していることも忘れるべきではない。たとえば、日本に対しては、沖縄において
『琉球からの全基地撤去』を掲げる『琉球独立勢力』に接近したり、『琉球帰属未定論』を提起したりするなど、中国に有利な世論形成を図るような動き
https://www.sankei.com/affairs/news/161228/afr1612280029-n1.html
をしていると指摘されており、こういう工作も背景としてデニー知事が当選したのである。そしてデニー知事当選を フレデイ タンさん がよろこんでいることは、事実である。だとすれば、香港や中国本土内でCIAの工作をよろこんでいるひとびともいるかもしれない。
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