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m.m.さん のコメント

中曽根元首相の不沈空母発言はテレビなども報じているが、もう一つの「ソ連が日本に攻めてくるか来ないかの議論をしている場合ではない。攻めてくるのは確実で、問題はいつ来るかなのだ」と言って改憲を主張していた。
だが当時の日本人は、地震や台風に毎年襲われる日本の領土を奪っても、何のメリットもないし、米軍も駐留している日本に侵攻したら莫大な損害が生じる。ソ連がそんな愚かな行為をするはずがないと考え、自民党に多数の議席は与えなかった。そしてソ連は攻めてこなかった。

この国の政治を、こんな愚かな政治屋に任せてはいけないという事実を実践した人物だった。

No.1
58ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
『戦後史の正体』より。 中曽根首相は米国との軍事協力に踏みこみます。米国での「日本列島を不沈空母にする」という発言が注目を集めました  一九八二年一一月二七日、中曽根政権が発足します。(●図版と解説⑲)中曽根首相は翌年一月、すぐに訪米し、レーガン大統領と会談します。(●図版と解説H)この訪米では首脳会談もさることながら、「不沈空母」発言が注目されました。  中曽根首相がワシントンに到着した翌日、ワシントン・ポストの社主、グラハム女史が自宅で朝食会を開きます。グラハム女史はワシントンの社交界の中心人物です。ケネディ、ジョンソン、マクナマラ、キッシンジャー、レーガンなど、歴代大統領と親交のあった人です。ニクソン失脚につながるウォーターゲート事件を大々的に報じたのは、ワシントン・ポスト紙です。中曽根首相はキッシンジャーと近い関係にありますから、グラハム女史の家によばれるのは不思議ではありません。
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。