• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

PISAのはなし、とくにPISAの読解力のはなしは、かなり昔から話題としてあり、たいして感想もないが、今回はめずらしく、ときどき寄稿される方を含めて様々な方々が書き込んでおられて、いわば読解力の話題についての「メタ・読解力テスト」になっていて、その結果を比較するのが面白かった。

大別して①結果をうのみにするヒトビト、②どういうテストだったのかに関心をもちその地点から結果の意味を考えようとする人々、のふたつのタイプにわかれるように見える。わたし自身は②のタイプだとおもう。

「採点」は楽しかったが(失礼)、この「メタ・読解力テスト」に正解はないし、①②のどっちが優れているという評論をするつもりもない。たぶん、どっちにも一長一短があるだろう。

ひとつ面白いとおもったのは、自分は②のタイプだという自己イメージをもってる感じがふだんの書き込みから感じられつつも、今回の「メタ・読解力テスト」では客観的には①の結果が出たひともいるのではないかとおもわれた。
No.12
59ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A -1 : 事実関係1「「読解力」15位に急降下、「数学」「科学」トップレベル維持…PIS 経済協力開発機構( OECD)は3日、 79か国・地域の15歳計約60万人を対象に2018年に実施した「国際学習到達度調査( PISA)」の結果を公表した。日本は「読解力」が15位(前回15年は同8位)、「数学的応用力」が6位(同5位)、「科学的応用力」は5位(同2位)と全3分野で順位を下げた。  今回の調査で3分野とも1位は中国(北京、上海、江蘇、浙江)、2位はシンガポール、3位はマカオと、アジア勢が上位を独占した。  日本の読解力の得点は、前回より12点低い504点。成績を6段階に分類したところ、最も低い層(408点未満)の割合が12年(9・8%)、15年(12・9%)、18年(16・9%)と増加しており、平均得点を引き下げた(読売)。 A-2   読解力 (PISA)   1:中国、2:シンガポール、3:マカオ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。