• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

読解力が落ちるという問題は、読解力はOECD平均を上回っているが、総合的判断を求められたときの回答がOECD平均であり正答率が48.6%であった。総合的判断を求められた問題は、次のとおりである。

NHK報道によると、「モアイ像で知られるイースター島をテーマにしている。大学教授のブログ・本の書評・科学雑誌の3つの文章を読み比べ、島から大木が消滅した原因を資料から根拠を上げて記述させる。」

改善が求められる教育問題
①日経が報道しているが、日本の授業ではデジタル機器使用が低い。数学89%、理科75.9%、国語83%が利用していないのです。OECDの局長は、「日本の生徒はデジタル時代の複雑な文章を読むのに慣れていない。」といっている。PISAは2015年からパソコン使用になっているが、デジタル化が進んでいない。今後小中学校でパソコンを一人一台配備することになった。
②日本の教育は基本的学力を重視しており、高度な学力を育てるための授業の準備ができていない。英語、プログラミング、道徳など学習内容が多岐にわたっている。総合的判断力を育てようとすれば、学習内容をスリム化する必要がある。

私自身は、小中学校では基礎的内容を習得することが第一であり、基礎を犠牲にして判断力を求めるのは賛成できない。新聞など読み比べて、判断力を求めるのは、高校時代から充実していくべきでしょう。
No.7
60ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A -1 : 事実関係1「「読解力」15位に急降下、「数学」「科学」トップレベル維持…PIS 経済協力開発機構( OECD)は3日、 79か国・地域の15歳計約60万人を対象に2018年に実施した「国際学習到達度調査( PISA)」の結果を公表した。日本は「読解力」が15位(前回15年は同8位)、「数学的応用力」が6位(同5位)、「科学的応用力」は5位(同2位)と全3分野で順位を下げた。  今回の調査で3分野とも1位は中国(北京、上海、江蘇、浙江)、2位はシンガポール、3位はマカオと、アジア勢が上位を独占した。  日本の読解力の得点は、前回より12点低い504点。成績を6段階に分類したところ、最も低い層(408点未満)の割合が12年(9・8%)、15年(12・9%)、18年(16・9%)と増加しており、平均得点を引き下げた(読売)。 A-2   読解力 (PISA)   1:中国、2:シンガポール、3:マカオ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。