• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

ここに示された英米人の分析は、英米のアジア侵略のことにふれていないのはまあ仕方ないとして、おおむね日本に対して公平な分析だとおもう。とくに、「日本陸軍は中国本土(満州ではない)から撤退すれば、米国の追求は困難であったとみられる」と、満州のことにわざわざ触れている点は(さらに反対論もあるものの)わたしも一応そうおもっている。

当時の日本の指導層も、日本なりの立場からの受けとめで、こういうことは全部わかっていたとおもう。なのになぜ戦争にすすんだのか、謎は深いとあらためて感じる。
No.1
60ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
日本は真日本時間 1941 年 12 月 8 日未明、アメリカ合衆国のハワイ準州オアフ島真珠湾にあったアメリカ海軍の太平洋艦隊と基地に対し航空機および潜航艇による攻撃を行った。 こうして始まった戦争により、死者は三一〇万人余(内軍人軍属二三〇万人、沖縄住民を含む在外邦人三〇万人、内地での戦災死亡者五〇万人)の被害を出した。  まず、世界の戦略者たちは、「戦略上、日本の最大の愚策」とみなしている。真珠湾攻撃の理解には、英国の生存のためには、①米国の参戦と、②ドイツのロシア攻撃が不可欠であった。前者においては米国に中立法がある。従って独・日の攻撃が必要であった。それで日米交渉で日本を追い詰める。その最大は日本に石油輸出の全面禁止を行い、日本軍に攻撃するしか手段がないと思わせていった。日本陸軍は中国本土(満州ではない)から撤退すれば、米国の追求は困難であったとみられるが、東条はこれを受け入れることはできなか
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。