• このエントリーをはてなブックマークに追加
『日本国の正体』(外国人の眼)より:①米国攻撃の決断は全く合理性に欠け、自殺行為。米国は日本の十倍の工業生産力、②チャーチル英国首相「(真珠湾攻撃で)我々は生き延びる。日本人は微塵に砕かれる」。③米陸軍長官:如何に日本側に最初の攻撃させるか
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

『日本国の正体』(外国人の眼)より:①米国攻撃の決断は全く合理性に欠け、自殺行為。米国は日本の十倍の工業生産力、②チャーチル英国首相「(真珠湾攻撃で)我々は生き延びる。日本人は微塵に砕かれる」。③米陸軍長官:如何に日本側に最初の攻撃させるか

2019-12-08 08:23
  • 9

日本は真日本時間1941128日未明、アメリカ合衆国のハワイ準州オアフ島真珠湾にあったアメリカ海軍の太平洋艦隊と基地に対し航空機および潜航艇による攻撃を行った。 こうして始まった戦争により、死者は三一〇万人余(内軍人軍属二三〇万人、沖縄住民を含む在外邦人三〇万人、内地での戦災死亡者五〇万人)の被害を出した。

 まず、世界の戦略者たちは、「戦略上、日本の最大の愚策」とみなしている。真珠湾攻撃の理解には、英国の生存のためには、①米国の参戦と、②ドイツのロシア攻撃が不可欠であった。前者においては米国に中立法がある。従って独・日の攻撃が必要であった。それで日米交渉で日本を追い詰める。その最大は日本に石油輸出の全面禁止を行い、日本軍に攻撃するしか手段がないと思わせていった。日本陸軍は中国本土(満州ではない)から撤退すれば、米国の追求は困難であったとみられるが、東条はこれを受け入れることはできなか

この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く

ここに示された英米人の分析は、英米のアジア侵略のことにふれていないのはまあ仕方ないとして、おおむね日本に対して公平な分析だとおもう。とくに、「日本陸軍は中国本土(満州ではない)から撤退すれば、米国の追求は困難であったとみられる」と、満州のことにわざわざ触れている点は(さらに反対論もあるものの)わたしも一応そうおもっている。

当時の日本の指導層も、日本なりの立場からの受けとめで、こういうことは全部わかっていたとおもう。なのになぜ戦争にすすんだのか、謎は深いとあらためて感じる。

No.1 53ヶ月前

米国ほどではなかったがロシア帝国もやはり圧倒的に
日本より協力だった。

それなのに日露戦争に勝った。

勝った後になぜ勝てたのか「局後の検討」を十分にやらなかった。
成功体験にただ酔いしれた。

そして思考停止して柳の下に二匹目のドジョウを求めた。

そして破滅がやってきた。


局後の検討をしない性格は今でも変わらない。
日米戦争を絶対に勝てなかった戦争と決めつけて
分析をしない。

古今東西の戦争で絶対に不利な戦争に勝ったケースは
山ほどあるのに。

もちろん戦力通りに決まったケースがはるかに多いが。

わたしは昭和天皇が松岡洋右の上奏どおりに関東軍を
シベリアに送りソ連軍をドイツ軍と東西から挟み撃ちにすれば
歴史は変わったかもしれないと思う。

ただ一度のチャンスをヒロヒト氏は臆病風に吹かれて逃した。

それならば真珠湾も臆病風に吹かれるべきだった。

No.2 53ヶ月前

日本にとって絶対にあってはならなかったドイツの
独ソ戦における敗北はシベリアの師団を東部戦線に投入できた
ことが決定的でした。

No.3 53ヶ月前

北進論は、日米戦争(熱戦)の分析のはなしではありませんね。広い意味で日米間の戦略争いも日米戦争というのであれば、別ですが。

しかも、日米戦争(熱戦)を避けるという目的からみれば、ソ連とは中立条約もあったし、本当にソ連を侵略しなくても満州に米国を大きく関与させるなど取りうる手段はあったかもしれないとおもいます(あと知恵ですが)。要は、当時日米戦争(熱戦)は避ける以外に日本の選択肢はなく、そのためにはいくつか方策もあったとおもいますが、熱戦を開戦した時点で負けでした。チャーチルの狂喜の文章は、読むからに白けますが、そのとおりだとおもいます。

No.4 53ヶ月前

石原慎太郎はマスコミに望みは?と問われて
中国と戦争すること、そして勝つこと、と答えた。

中国の国力、軍事力を知らない。

日本人は歴史から何も学ばない。
日本にはもはや中国と戦争する選択肢などない。
だが、たいていの日本人はそう思っていない。

また破滅を味わうのかもしれない。

No.5 53ヶ月前

東条日本を考える時、どうしても金体制の朝鮮のことを連想する。米国の経済制裁に苦しんでいる朝鮮の状況は東条時代のそれと同じだ。なのに、金体制はパールハーバー的な愚策を避けている。デフェンス・オンリー、主家擁護を第一にしている。朝鮮の民衆の生活は厳しい。東条体制の日本の民衆の生活もひどい困窮状態だった。金体制には制裁に耐え忍び守る価値があるとしか思えない。それは何か?反植民地主義だろう。東条体制の守る価値?分からない。

東条が普通のセンスを持った政治家だったら、大陸・半島からの撤退を前向きに検討しただろう。しかし、残念ながら、ヒットラーと同じ心的疾患者だった。その病気は日本人にとって不幸なことだった。ただ、ここで忘れてならぬのは、アングロサクソンとゲルマン・ヒットラー間には、暗黙の合意があったことだ。ソ連をヒットラーが全力で壊滅させることをアングロサクソンが静観することだった。ところがソ連は想定外に強かった。チャーチルの賭けは見事に外れた。日本?心的疾患だから愚策だけが躍ったということだ。チャーチルの読みは見事に当たった。

ここからが大事なこと。日本人は惨めな敗北を喫したが、その見返りに平和憲法をものにした。後世は感謝せねばならない。結果、一億総中流を実現し、国民健康保険を持っている。米国では多くの国民が治療を受けられずに死んでいる。お隣のキューバでは医療費は只だいうのに。平和と富と保険、四百万人から五百万人とも言われる戦没者が後世の日本人に与えたものだ。

戦没者が勝ち取ったものを捨てようと考える輩が、それも、米国から促されて動いている輩が、日本人の10%ほどを占めるようになっているらしい。実に嘆かわしいことだ。

以上がパールハーバーに関連する私の温故知新だ。

No.7 53ヶ月前

>>7
わたしは戦没者の死に無理な意味づけをして「尊い犠牲」に
こじつけるのはやめるべきと考える人間です。

それは戦没者に無為な死を強いた非道なものを免責することに
通じる考えです。

考えてもみてください、日本だけで310万人の死は何をもたらしたか。

無条件降伏という最悪の形の敗戦。

主権の喪失による亡国です。
今も実際の主権はありません。

死んだ人は全くの 無駄死にでした。
誰も死ぬべきではなかったのです。

子を作り、育て、働き、税を納め日本をよりよい国に
発展させるべき人たちです。

そんな人々に死を命じた者どもを決して許してはならない。

「あなたたちがいてくれて、今の日本がある」といいたい気持ちは
わからなくないのですがそれは新しい間違いに日本を
引きずり込みかねない考えです。

No.8 53ヶ月前

前回「なし」さんの問いかけで東条英機の話が出たので、どのような考えを持っておられるのか、今回初めて「なし」さんのコメントを拝見した。

日本に対する姿勢が極めて明確にでている。フレディ・タンさんと大きく違っているのは、戦争責任に対するスタンスではないか。フレディ・タンさんは日本の過去の行いを問題視するのでなくを、これからの日本の在り方を言っている。憲法の護持であり、平和憲法護持姿勢を明確にする天皇を評価して天皇制を否定していない。「なし」さんは、天皇制否定であり、日本の過去の行状を許さない。徹底した姿勢を示している。間違っているかもしれないが、今まで発言している内容を吟味すれば、明らかに、フレディ・タンさんの姿勢は中国系思想が支配している。「なし」さんは韓国系の思想が支配している。

No.9 53ヶ月前

>>8
御主旨、よく分かります。しかし、安倍ファンが馬鹿だからこのようなレトリックを使って何とかしようと思ったのです。でもやく考えるとなしさんのおっしゃる通りです。

No.10 53ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。