• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

日本と近隣諸国(ロシア・中国・韓国)との間に横たわる領土問題の解決が死活的に重要であり、ロシアとの領土問題が一番大きな可能性がある。孫崎さんの案に全面的に賛成です。

ロシアとの間で一番大きな障害は、米国の影響で軍事施設などを建設することの否定ができないことであり、米国の影響を従属的に受けるのであれば、ロシアは領土問題に手を付けることができない。軍事大国は従属国が何を言っても信用しないのです。

米国の影響をどのように削減するか、日本のことは日本が決められることが必須であり、韓国のように、政府に全権を委任しない国民主権を名実的に獲得することではないか。反対者も多いが、領土問題だけでなく、経済問題も主体的に決めていく道を選択しなければ、ロシアだけでなく中国・韓国の信用も勝ち取れない。米国に従属した中で何度謝罪しても相手国は本心とは理解しない。戦後の敗戦国の地位を払拭できていないのです。払しょくできないといった方が適切かもしれない。何故なら、米国に言われれば簡単に言動を翻す恐れが介在するからです。「憲法改正」は独立国として避けられない道という当たり前のことが実行できないのも、領土問題と同じように日本に仕掛けられた米国の罠との認識が欠かせません。問題解決の道は、「憲法改正」と同じように先の大戦で犯した「戦争を扇動する・先導するリスク」をどのようにしたら回避できるかが問われているのでしょう。過ちは過ちとして認め、未来思考がいつまでもできない状況は打破しなければならない。「憲法護持」・「憲法改正」の呪文はいちどご破算にして、原点に還ってゼロから見つめる必要性がある。
No.1
52ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
北方領土に対する私の案。 1956 年の日ソ共同宣言に基づき平和条約を締結する。その際ロシアは共同宣言に基づき、歯舞色丹を日本に引き渡す。国後・択捉については「サンフランシスコ講和条約、および国連憲章等を基礎に解決する」と合意する。 1:参考:日ソ共同宣言 9  日本国及びソヴィエト社会主義共和国連邦は、両国間に正常な外交関係が回復された後、平和条約の締結に関する交渉を継続することに同意する。 ソヴィエト社会主義共和国連邦は、日本国の要望にこたえかつ日本国の利益を考慮して、歯舞群島及び色丹島を日本国に引き渡すことに同意する。ただし、これらの諸島は、日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の平和条約が締結された後に現実に引き渡されるものとする。 2:関連記事 東京新聞「北方領土「2島引き渡し」も困難 安倍政権、日ロ長門会談から3年」 安倍政権内で14日までに、北方領土交渉の落としどころとして検討
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。