フレデイ タンさん のコメント
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北方領土に対する私の案。 1956 年の日ソ共同宣言に基づき平和条約を締結する。その際ロシアは共同宣言に基づき、歯舞色丹を日本に引き渡す。国後・択捉については「サンフランシスコ講和条約、および国連憲章等を基礎に解決する」と合意する。
1:参考:日ソ共同宣言 9 日本国及びソヴィエト社会主義共和国連邦は、両国間に正常な外交関係が回復された後、平和条約の締結に関する交渉を継続することに同意する。
ソヴィエト社会主義共和国連邦は、日本国の要望にこたえかつ日本国の利益を考慮して、歯舞群島及び色丹島を日本国に引き渡すことに同意する。ただし、これらの諸島は、日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の平和条約が締結された後に現実に引き渡されるものとする。
2:関連記事
東京新聞「北方領土「2島引き渡し」も困難 安倍政権、日ロ長門会談から3年」
安倍政権内で14日までに、北方領土交渉の落としどころとして検討
トランプは異色の男で軍産複合体とネオコンの基本価値に従っていない。その意味ではJFK以来の久々の大統領だと私は理解している。彼はロシアとの宥和を公約に掲げ実行しているのだ。
米の衛星国家として蔑まれている日本はトランプの出現で衛星国家性から卒業する機会を与えられていたのだが、残念ながら、機を見て敏ということにはなれなかった。二島返還でロシアとの交流が始まれば、北海道は一挙に経済成長区域になって、ブームに沸いていただろうに情けない話だ。
日本の外務省は朝日新聞と同じで米国のポチ。それも、その拠り所をネオコンと軍産複合体にしているのだから、二島返還には考えもおぼつかなかっただろう。
安倍政権は、徹底した靖国主義者だから、ネオコンにとってはネオナチストと同様に、世界戦略には欠かせない手段だ。安倍氏自身、その覚悟だから、4島返還に固執せねば、ネオコンへの義理が立たない。
従って、トランプの本質が見えないというより、見たくないというのが実態ではなかろうか。そういう意味では、安倍政権は亡国の政権であり、亡国の外務省と言っても過言では無かろう。
ドイツやフランスがトランプの本質を見て、又、米国の軍産複合体とネオコンの弱体化をすかさず感知し、ロシアとの関係改善に取り組む姿はさすがヨーロッパと思わざるを得ない。
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