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フレデイ タンさん のコメント

核戦力問題は米国の支配層が心を入れ替え廃絶に向かって音頭を取れば、ロシアも中国も朝鮮もイランもイスラエルも廃絶に向かって進むし、世界から核問題がなくなるのも必然となるでしょう。

米国の支配層は植民地から脱却して以降、ネイテイブの土地を暴力で略奪し、南北アメリカを手中に収め、今や世界にその支配力を水平展開しているのです。彼らの水平展開を可能にしているのは、核で他国を脅すことです。日本は核で広島、長崎を攻撃され、米国の植民地なりました。その味は米国の支配層の舌にきっちり記憶されているのです。

そのような米国の支配層ですから、核を手放すことはありません。しかも、米国と言う国には民族という概念もありません。民族の共同体としての価値も意義もありません。従って、米国民の殆どが日本の幕末に流行った「勝てば官軍」を信奉し、犯罪を犯しても逮捕されずに大金持ちになってしまえば、「泥棒男爵」と呼ばれこそすれ、軽蔑されることはないのです。そういうおめでたい米国と米国民ですから、益々、核を廃絶する大義からは米国は離れて行くのです。

そういう米国ですから、ロシア、中国、朝鮮、イランには民族の生存と主権を守るための核保有は肯定されるのです。これらの国に抑止力として核保有があればこそ、米国やイスラエルは手出しが出来なくなり、中東と東アジアとヨーロッパの平和が保たれると私は考えてます。

賢人の核に関する呼びかけは非の打ちどころがないのですが、米国の強欲な支配層が存在する限り、この地球に核無しの楽園は単なる幻想だと言えましょう。
No.1
60ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
バートランド・ラッセルは1950年ノーベル平和賞を受賞した。他方アインシュタインはノーベル物理学賞を受賞している。1950年代の代表的知識人が世界の呼びかけの宣言を行っている。最重要な呼びかけは、「私たちには新たな思考法が必要である。私たちは自らに問いかけることを学ばなくてはならない。それは、私たちが好むいづれかの陣営を軍事的勝利に導く為にとられる手段ではない。というのも、そうした手段はもはや存在しないのである。そうではなく、私たちが自らに問いかけるべき質問は、どんな手段をとれば双方に悲惨な結末をもたらすにちがいない軍事的な争いを防止できるかという問題である。」  安全保障を考える際、まさに今日でも考えなければならない切り口である。   「ラッセル・アインシュタイン宣言 (1955) 」 人類が直面している悲劇的な情勢の中、科学者による会議を召集し、大量破壊兵器開発によってどれほどの危機に陥るの
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。