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りゃんさん のコメント

もちろん、無事に生きていられれば、わたしも数十年先には必ず老人になります。

しかし、わたしが老人になるよりもさらに早く、無礼デイさんは「もっと老人」になりますよ。いま現在は働くこともでき、健康でおられるのでしょうが、十年先はわかりませんよ。

そして、十年を待たずして、日本がどんどん貧しくなる兆候はあちこちに見えており、貧しい国では最初に老人福祉が切り捨てられるだろうという、「ほぼ事実」をわたしは申し上げているのです。若い世代は、もうこれ以上の税負担や社会保険料負担には耐えられませんし。

無礼デイさんたち世代は、「最初の被害者」になる、まさに当事者でしょう。それに比べれば、若い世代にとっては、まだ間接的で将来的な問題です。

無礼デイさんは、「日本は中国人の観光で食っていけ」「日本はASEANのようになれ」という意味のことをかつて言った。「日本は中国の下請けで食っていけ」「いずれロシアの経済規模が日本を抜くという予測もある」と言った人もいる。こうした議論が、客観的な予測とか、選択肢のひとつとして真面目に議論されるのまでどうこういうつもりはわたしとしてはありません。逆に、徹底的に、それで日本はいいのかというところまで議論してほしいとおもいます。

しかし、どこか嬉しそうに、楽しそうに、若い世代や日本そのものへの呪いをかけるかのように、「日本はASEANのようになれ」などという、しかも自分たちの世代が「最初の被害者」になるという痛切感もなく。

そのことをバカバカしいと申し上げているんです。
No.7
58ヶ月前
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ドイツがブルームバーグ・イノベーション指数の 2020 年番付でトップに立った。6年連続で首位だった韓国が2位に後退し、 米国は順位を一つ落とし9位となった。 8年目となる同指数は研究開発(R&D)支出や製造能力、ハイテク上場企業の集中度など7つの指標を使い数十の基準で各国・地域を分析している。シンガポールが3位に躍進。日本は 12 位と昨年と同じく3つランクを下げ、トップ 10 の圏外となった。一つ順位を上げ 15 位となった中国は、特許活動では2位、高等教育の効率性でもトップ5に入った。  2020年  ブルームバーグ・イノベーション指数 番数 国名  R&D 強度 工業付加価値 生産性  ハイテク集中 研究者集中 特許活動 1 ドイツ    8    4    18   13      11    3 2 韓国     2    3    29    4       5   11       3シンガポー
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。