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りゃんさん のコメント

中国の初動についてはまだ全容が明らかになってはいないが、非常にまずかったことが、一部はすでに明らかになっている。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200201/k10012268911000.html
この医師らは医師らのグループチャットの内容で処分されたものであり、処分自体の不当性だけでなく、グループチャットの内容を監視している中国の体制も問題にされる。

武漢市長も情報公開の遅れを認め、それが中央政府の指示によるものと示唆している。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020012701002385.html
習近平体制そのものへの責任問題が言われて当然だが、中国では封じ込まれるのだろう。

WHOの対応は、全体としてはすべきことはしているようだが、ギリギリまで危機感が欠如していたふうにみえる。証拠があるわけではないが、WHOがスポンサーである中国に遠慮していた可能性が巷間いわれている。もっとも、各国の対応は各国政府の責任であり、WHOを過信すること自体あやまりだ。

で、日本政府・安倍内閣はどうであったかといえば、春節の中国人を受け入れるというとてつもないミスをおかした。最悪をいえばだが、2月の終わりごろには日本で大流行がおき、高齢者を中心に死者も出ているだろう。もちろんその段階ではまだワクチンも特異的な予防法・治療法もない。原因ウイルスが夏にどうふるまうかなどはまだ未知だが、オリンピック客が日本に来たくないような状況になっている可能性もある。そこまでいかなくとも、死者が出れば、安倍内閣k退陣という声があがるだろう。

しかし野党の危機感はもっと低かった。このひとたちは、政治の基本的な役目が国民の生命・身体・財産を守ることであることをまるっきり忘れているとしかおもえない。このひとたちが安倍内閣の責任を追及してもなんの迫力もない。

さらに、きわめて低確率な原発事故は心配で心配でたまらなくくせに、未知のことが多い、死者が多数出ている疾患については、おうようにかまえている非科学的なヒトビト。

数か月後「いろいろ最悪を心配したけども、結果的にはたいしたことなかったね」といいあえることを望むが、これは単に望みでしかない。
No.3
52ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
新型肺炎 中国死者200人超 感染9692人、中国国家衛生健康委員会は三十一日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が中国国内で九千六百九十二人、死者が二百十三人に増えたと発表。中国の感染者数だけで、二〇〇二~〇三年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の全世界で確認された感染者数八千九十六人を超えた。  また、WHOの緊急事態宣言について、中国外務省の華春瑩報道局長は三十一日、「中国政府は最も全面的で厳格な防疫措置をとってきた。われわれは防疫戦に勝利する自信と能力がある」との声明を出した。国際機関に対する中国の協力姿勢について「WHOや多くの国が高く評価している」とも言及(東京新聞)。  こうした中、日本経済への影響。 〇事実関係1「新型肺炎が日本企業の業績直撃、インバウンド(訪日外国人)銘柄が利益計画下方修正」(ブルームバーグ) 新型コロナウイルスの感染拡大の影響が、日本企業の業績
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。