りゃんさん のコメント
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ニューハンプシャー州の選挙合戦で、ブティジェッジがバイデンを次のように批判した。
「大統領選挙に勝てる候補を」というスローガンを掲げるバイデンに、「民主党予備選挙も勝てない候補が何故大統領選に勝てるのだ」
今世論調査を見ると、トランプ対民主党候補の際、民主党候補が誰であれその差は1,2%程度である。「トランプを是認するか否か」は候補者の差をはるかに超える。
ではなぜサンダースでまとまらないのか。
サンダースの主張の一番大きい点は、「政治家と大企業の癒着を断とう」であり、重点政策は国民皆保険であり、学費ローンの怪訝であり、気候変動への対処であり、いずれも大企業との対決策である。サンダースの選挙資金は一般市民の小口資金提供であり、ここで大口の資金提供に頼る現職議員と対立する。そこで出るのが「勝てる候補者」論である。
今回の選挙では、(1)従来通り、金融界・大企業と連携するグループ(ブ
「民主党予備選挙も勝てない候補が何故大統領選に勝てるのだ」とはまさにブティジェッジの至言だが、「金融界・大企業と連携するグループが強い候補を出せな」い理由には、米国が中国との関係を見直していることが背景にあると自分は考えている。米国の対中関係見直しはもはや超党派の、米国としての政策になっており、だからバイデンではだめなのだ。かといって、それにかわる大物がいない。サンダースの外交政策は日本によく伝わっていない。おそらくまだよくまとまっていないのだろうが、親中路線に戻ることはないだろう。
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