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oldjapさん のコメント

サンガーは日本の発展を恐れた米国がさまざま手を使ってその行く手を妨害したことを全く無視している。例えば、鉄鋼製品、工作機械などの日本からの輸出に関してはVRA(voluntary restraint agreement)という、前年度輸出額以上に輸出することを禁ずることに同意を強要したし、自動車については、米国内で生産することで輸出を抑制することに同意をきょうせいした。すなわち、日本の自由を奪ったのである。また、半導体(メモリー用)生産で日本が米国をはるかに追い抜いた時は、日本を見習って米国政府が米国の民間企業を指導し、国営企業を立ち上げることまでして、日本を押さえつけようとした。一方、日本が経産省を主体として国家として輸出を伸ばそうとしたのは事実である。日本の官僚は新規産業の可能性は十分意識していたし、「未知の脅威」を無視していたというのか、サンガーの無知に過ぎない。
そのような本を推薦する孫崎も全く事実を知ろうとしない無知な人間であろう。
No.4
55ヶ月前
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新型コロナウイルスへの対応で、世界中から批判された日本政府。 その一方、シンガポールや台湾は、的確な対応によって感染拡大を食い止めつつあるとして、賞賛されています。 日本の官僚は難しい試験をくぐり抜けた、まぎれもない「エリート集団」。 実際に、かつての高度経済成長を指導したのは彼ら官僚たちであるのは間違いありません。 ですが今やその存在が「上級国民」と揶揄(やゆ)されるなど、庶民の間に不信感が広がっています。 優秀なはずの日本の官僚はなぜ危機対応に失敗してしまうのか。 元外務省情報局長として官僚組織の実態に向き合ってきた孫崎享氏は、「もともと日本の官僚は『未知領域の地図』を描くのが得意ではない」と語ります。 書籍『日本国の正体』(孫崎享著、毎日新聞出版刊)からの一部抜粋をおとどけします。 ニューヨーク・タイムズの記者が「日本の失敗」を予言していた?! ―ー『(1990年代には)
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。