フレデイ タンさん のコメント
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大統領選での民主党予備選挙でサンダースが負けたことの評価
・米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで 10 日、中西部ミシガン州など 6 州で予備選・党員集会が行われた。ジョー・バイデン前副大統領( 77 )が同州など 4 州で勝利を確実にしており、革新派のバーニー・サンダース上院議員( 78 )に対する獲得代議員数のリードを伸ばした。
・民主党における候補者選出は、各州からの代議員 3979 名と、スーパー代議員と呼ばれ党既存勢力に割り当てられる 771 名(基本的にはバイデン支持)の計 4750 名で争われる。今回の選挙で、バイデン 823 、サンダース 663 となった。
ミシガン州は選出数を 125 抱え、かつ2016年予備選挙でサンダースがヒラリー・クリントンを破った所なので、勝利するには絶対落とせない選挙区であったが、ここで敗退、
これまでの各州世論調査を見ると、今後サンダースが盛り返す可能性はない。
・今回の予備選挙
サンダースは主催者の頭を痛めただろう。主催者がどんな手段でサンダースを引きづり降ろすか、興味あったな。ところが案ずるに及ばず。黒人のインテリ嫌いがあった。しかも、黒人はラテン嫌いと来ている。ラテンは南米文化に親しい。母語がスペイン語だから。しかも、南米文化はクレオールという新しい人種、民族を創りつつある。更には、その文化の底流にマルクス主義が生きている。血統として純粋にこだわる米国の黒人であってもクレオールに組み込まれていく過程を拒絶できない筈だ。そうなれば、民主党は「穏健」とかのタグを捨てざるを得なくなり、大統領選挙もカーニバルを気取ることが出来なくなろう。
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