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りゃんさん のコメント

チャイナ肺炎のもたらしうる経済的破綻は、まだ全貌がみえない。政府の対応が十分でなければ、様々な中小零細サービス業が「直接に」被害を受け、そこに従事する非正規の、比較的若い女性にとっては、売春まではよほどのことであっても、やや広義の風俗業はつねに選択肢にあがってくる。

慰安婦の当時だって、日本人女性(内地の女性)が数的には最多であったのであり、いまはさすがに親の借金のカタで身売りする必要がなくなったのが違うくらいだろう。別に当時が今と比べて特殊なわけではないし、当時の朝鮮が当時の日本と比べて特殊なわけでもない。

だれかの振ったタクトに沿って、だれかが設定した、朝鮮についての問題しか問題にしないで気持ちよくなっている、自称リベラル(わたしに言わせれば劣化サヨク)が日本津々浦々にまだまだ多いが、21世紀に入ってから、ふつうの非政治的な人々の慰安婦問題、あるいはその周辺問題についての理解は大幅に進んだ。そこにみられるのは、「ファクト(事実)が問題であって、リアクション(読者らの反応)はそこについてくる」という現象だ。その点で、ジャーナリズムの果たすべき役割はまだまだあるし、ジャパンタイムズの役割もそこにあるであろう。

ところで高齢者の、とくに男性のかたがたが、性について紋切りな話、とくに政治的に紋切りな話をしていても、だれも興味を持たない。自分自身の性的実存、性的人生について、自分自身と(つまり嘘のつきようのない)会話をおこない、その結果をお書きになれば、多少は興味がもたれるのではないだろうか。
No.5
50ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係1「焦点:「慰安婦」など表記変更 ジャパンタイムズで何が起きたか(ワールド 2019 年 1 月 25 日) [東京 25日 ロイター] - 日本の代表的な英字新聞、ジャパンタイムズの新オフィスで、昨年12月3日、同社幹部と十数名の記者らが激しい論争。対立に火をつけたのは、日韓摩擦の火種となっている「慰安婦」と「徴用工」について、11月30日付の紙面に掲載された「 editor’s note 」(編集長の説明)。今後、ジャパンタイムズは徴用工を「 forced laborers (強制された労働者)」ではなく「戦時中の労働者( wartime laborers )」に、慰安婦については「日本の軍隊に性行為の提供を強制された女性たち( women who were forced to provide sex for Japanese troops )」としてきた説明を変え、「意思に反してそうした者も含め、戦
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。