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フレデイ タンさん のコメント

米支配層は米軍を中国にぶつけることしか考えてない。この支配層にはトランプがその米軍を黒人弾圧に使うというのは認められない。場合によっては、米軍が黒人のデモに吸収されるかもしれない。その時に革命が起きるかも知れない。

米支配層にとっては黒人は牙の無いサーバントと従順なメイドサーバントであればよい。彼らを怒らし集団となって支配層に歯向かってくることは最も恐ろしいことなのです。1790年(共産党宣言のはるか昔)に起こったハイチの共産主義革命は米支配層にとって忘れる訳には行かない。最近に至っては、キューバ革命。南米大陸の底流にハイチの革命王ブラックジャコバンのスピリットが流れているのです。

しかし、トランプのトランプたる所以は米支配層のそのプリンシプルを敢えて無視していることだ。トランプはほぼ本命だったヒラリーを倒した。理由は黒人同様に貧乏な白人の熱烈支持があったからだ。二期目もその白人の岩盤支持層の期待に応えるしかない。白人の貧乏な警察官が黒人を虐殺したとき、貧乏な警察官の側に立つのは必然だった。

以上は表面の現象に関する私の分析だが、今回の激しい黒人を中心にしたデモはコロナが米国のスラムを中心に壊滅的に襲ったことから来る米新自由主義の行き詰まりに抗議していると観ている。その矛盾を解決するには中国を攻め落とすための軍備費用は大幅に削減されねばならない。米国の貧乏な白人、黒人、ラテンの不満は、1970年から本格的に米国が進めてきた「資本万歳主義」は否定されなければ、解消されないと私は観測している。

米国ファンでもあり安倍ファンでもある、又、トランプの岩盤層に酷似する日本のヒトビトは安倍政権の宗主国米国の主柱に大きな亀裂が走っているのをしかと認識すべきだ。
No.5
53ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。